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和様の書  文字の美しさとは

2013年09月07日 | 音楽 芸術鑑賞等

「和様の書」 

東京国立博物館  9月8日までです。

「和様の書」とは、中国からもたらされた書法を日本の文化の中で独自に発展させた、日本風の書のことです。

平安時代中期以降に社会制度や文化の和風化が進 むと、日本独自の仮名が生まれ、仮名と漢字が調和した「和様の書」が展開していきました。

本展では、三跡と呼ばれる小野道風・藤原佐理・藤原行成をはじめ日本を代表する能書の作品や四大手鑑など至高の名筆が一 堂に集まります。日本の文化が育んだ文字の美しさ、日本人の心を感じる、またとない機会となる でしょう。(ホームページより)

 

私自身は悪筆家ながらも

特にかな文字を見るのが好きです。

変体仮名は少し読めるようになってきましたが

連綿になると何が何だかわかりません。

行書、草書の漢字が入ると、日本語のはずなのにほとんど宇宙語!

勉強不足を恥じております。

10年位したら上達しているかな??

 

さて、いつものように(この時は1歳4ヶ月の)娘と観てきました。

私の趣味のため、かな文字と接する時間が多い娘。

いつも飾ってある書を指差して「ま,ま」とか言っています。

 

1歳4ヶ月の子供が文字の意味を理解しているとは思えません。

その文字の形から、記号や絵画のように感じ取っているのではないかと推測しています。

 

このような短い文、ブログでは表現しきれませんが

今回の「和様の書」展の目的の一つである「日本風の書」の形体美(専門的には結構というらしい)を

何の情報も知識を持たない幼児のほうが

大人よりも感じ取っているのではないかと思います。

 

実際に博物館でも作品を指差して喜んでいました。

そして短時間の後、騒ぎすぎて退出となりました。

 

書の美しさを考える上で

1歳4ヶ月の娘の反応は非常に興味深いものがありました。

いろいろなことを知り大人になることで

「無心」の境地から遠ざかっていくのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 


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