風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「撲の死に方」金子 哲雄

2014年05月02日 | 日記

「僕の死に方 エンディングダイアリー500日」 (小学館 1,300円)

週刊誌、テレビで活躍しているジャーナリストが、医師から「肺カルチノイド」と言う、病名を告げられます。

悪性の腫瘍で、外科手術、抗がん剤、放射線の三大治療が出来ません。

四十一歳の作者は、出来る限り今まで通りの仕事を続けることを決心します。

家庭では遺言書の作成、遺産の整理、葬儀の段取りと、自らのエンディングに向かいます。

事実だけに、そばに居る人にとっては辛いでしょうね。

 

私は定年退職後、いくつかのエンディング講座を受講しました。

エンディングはいかに死ぬかではなく、限りある日をどう生きるか、だと思います。

「そう言えば、あの人最近見ないねぇ」

私は、そんなお別れがいいですね。