風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「恋づくし 宇野千代伝」工藤美代子

2015年05月12日 | 日記

予約しておいた新刊が入りました。

「恋づくし 宇野千代伝」です。(中央公論新社 1,700円)

尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児、萩原朔太郎…幾多の男たちと恋した女流作家・宇野千代。

艶やかな官能の日々をたどります。


「今夜はこの人に決めた。抱かれるんじゃない、寝たいのだ」

「愛しいのは尾崎だし、好きなのは梶井だ。ただ、それだけの話しなのだ」

不倫は姦通罪として罪になる、昭和の初めのことでした。

以前、宇野千代さんの自伝的エッセイ「私の文学的回想記」を読んでから、

その生きざまに興味がありました。

続けて読むと、面白さ倍増です。

 写真は資料