予約しておいた新刊が入りました。
「恋づくし 宇野千代伝」です。(中央公論新社 1,700円)
尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児、萩原朔太郎…幾多の男たちと恋した女流作家・宇野千代。
艶やかな官能の日々をたどります。
「今夜はこの人に決めた。抱かれるんじゃない、寝たいのだ」
「愛しいのは尾崎だし、好きなのは梶井だ。ただ、それだけの話しなのだ」
不倫は姦通罪として罪になる、昭和の初めのことでした。
以前、宇野千代さんの自伝的エッセイ「私の文学的回想記」を読んでから、
その生きざまに興味がありました。
続けて読むと、面白さ倍増です。
写真は資料