風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

介護のうた、別れのうた。

2015年05月19日 | 日記

朝日歌壇には介護のうた、別れのうたもあります。

いくつか選んでみました。

 

廊下行く母の歩きは重けれど 九十四年に重なる一歩

「帰るね」に「オレも帰る」といふ夫を なだめて終ふる昼食介助

「便器なぜ汚した?」と荒き声 心身のこわれ来しこと説くが寂しき

泣かないと決めて見舞いし病院を 出づれば重き春の雪降る

私には子供もいるし孫もいる だけどやっぱりあなたが欲しい


ツツジの季節も、そろそろ終わりでしょうか。