「サザエさん」と言えば、長谷川町子さんですが、
この本は、妹・洋子さんから見た、長谷川家の一代記です。(文春文庫 637円)
年子の三人娘だったせいか、父親はまた女か、と言って会社へ行きます。
町子さんの絵を見て、母親は当時の売れっ子作家・田川水泡へ、いきなり弟子入りを頼みます。
飼いネコが獲物を捕るたびに自慢するのか、家族に見せに来ます。
ある日、捕まえたネズミを、まだ寝ていた町子さんの枕元に置いたから大変、
家中にけたたましい叫び声が響きます。
これって、朝ドラに出来るんちゃう。