風に吹かれてburabura日記

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映画監督・浦山桐郎(ウラヤマ キリオ)を知ってますか?

2015年10月23日 | 日記

生涯、わずか十本の作品しか残さず、そのうち五本がキネマ旬報ベントテンに入賞、

(前半に限れば五本中、四本が入賞)、経済的には恵まれず、酒色におぼれる。

デビュー作「キューポラのある街」、問題作「非行少女」「私が棄てた女」、

ヒット作「青春の門」「青春の門・自立編」「夢千代日記」を残した映画監督・浦山桐郎、

五十四歳で亡くなり、今年は没後三十年になります。

  

今回、特集上映で「非行少女」と「私が棄てた女」を観ました。(シネ・ヌーヴォ)

「非行少女」 和泉雅子 浜田光夫 1963年 114分

この和泉雅子さんはすごい

「私が棄てた女」 河原崎長一郎 浅丘ルリ子 小林トシエ 1969年 116分

無名の女優・小林トシエさんの存在感、浅丘ルリ子さんの強い生き方に圧倒されます。

映画を見終わって、ずしりと重いものが残ります。

映画監督・浦山桐郎に、星☆☆☆みっつです。

  写真は資料から。