押切もえさんの名前は 、娘が毎月読んでたファッション誌「CanCan」で知りました。
日本を代表するモデル・押切もえさんの新刊、連作短編集「永遠とは違う一日」です。
ふきげんな女たちと桜色のバック
しなくなった指輪と七日間
抱擁とハンカチーフ
甘くないショコラと有給休暇
バラードと月色のネイル
失格した天使と神様のノート
おしゃれなタイトルが並びます。
ブランド、ファッション、スタイリスト、この世界に居た人ならではの恋愛小説ですね。
しっかりした文章、と思ったら山本周五郎賞の候補になってました。
さすがです。 (新潮社 1,400円)
写真は資料から。