私の好きな映画です。
あれから四十年が過ぎ、もう一度スクリーンで観ることが出来ました。
斎藤耕一監督 映画「約束」 です。(九条シネ・ヌーボォ)
日本海を見ながら北へ行く列車の中で、訳ありの女とチンピラのつかの間の恋です。
セリフ・会話は少なく 、東北の美しくも淋しい映像と音楽で描きます。
当時岸恵子さん40歳、萩原健一さん21歳です。
と言う私も同じような歳、まだひとりもんでした。
もう、こんな日本映画は出来ないだろうなと思いつつ‥星☆☆☆みっつです。
その後、斎藤耕一監督は日本映画史に残る名作「旅の重さ」「津軽じょんがら節」を発表し、
萩原健一さんはテレビ「太陽にほえろ」 で俳優としての道を確立します。
(1972年度 キネマ旬報ベストテン第5位 88分)
写真は資料から。