川内先生の文芸講座、今回は石川啄木です。
石川啄木で思いだすのは、故郷・渋民村と若くして亡くなったことでしょうか。
没後に出版された歌集「悲しき玩具」 からです。
新しき明日を来るを信ずといふ
自分の言葉に
嘘はなけれど‐‐‐‐
何となく明日はよき事あるごとく
思ふ心を
叱りて眠る。
その親にも 、
親の親にも似るなかれ‐‐‐‐
かく汝が父は思へるぞ、子よ。
啄木は小説家として大成することなく、失意と貧困の中、27歳で亡くなります。
歌は私にとって悲しいおもちゃのようなものだ。石川啄木 写真は資料から
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます