西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

ぶるきな親爺の寝言

2008-01-06 | Weblog
自分の中の自分 その中の自分
自分の外の自分 その外の自分

命の中の命 その中の命
命の外の命 その外の命

世の中の世 その中の世
世の外の世 その外の世

宇宙の中の宇宙 その中の宇宙
宇宙の外の宇宙 その外の宇宙

外も中も己の基点から成る

著・ぶるきな親爺

サバンナの風

2008-01-06 | Weblog
肌を焦がす灼熱の太陽が褐色の土に容赦なく照りつける
大自然の厳しさが漂う枯れた大地
何処からとも無く聞こえてくる声
少女は歌う 
臼を突きながら
私の愛しい人 何処へ行ったの
私はこうして毎日あなたを待っているのに
サバンナの風よ
お願いだから私を連れて行って
あの人のもとへ

井戸の水も枯れ少女は遥か遠くに水を汲む
どれだけ歩いたことか載せた桶が重く頭にのしかかる
家には沢山の弟や妹が待ちわびている
少女は歌う 
もつれた足で歩きながら
私の愛しい人 早く帰って
あなたが帰る日まで私は毎日歌を歌う
サバンナの風よ
お願いだから私の歌を聞かせて
あのひとに

作・・・ぶるきな親爺