ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

親子三代・沖縄珍道中(其の3)

2008-11-21 22:26:24 | 日々の出来事
とうとう昨日は初雪が降った石川。
まだ冬の寒さに体が慣れていないからか、ほっんとに、寒い~。

ほんの2週間前には常夏の楽園・沖縄にいたことが夢だったように感じられる。

てなわけで、沖縄旅行記第3弾の始まりです。


【11月9日・日曜日】

7:00=起床

夜の間中降っていた雨。朝になってもまだ止まない。
この日の予報も雨。まあ~仕方ないか。
ホテルの窓から見える海も荒れているのか白い波頭が立っているようだ。



今日で沖縄旅行最後の日。
ホテルをチェックアウトし琉球村に寄って、高速に乗り那覇空港に向かう予定。
帰りの飛行機は15:15分発。
あんまりのんびりもできない。
無事に旅を終えられますように…。

疲れを心配していたババァーズは割と元気な様子で起床。
反対に元気のかたまりのようだった息子が辛そうな様子。
背中から腰がバンバンに張って痛いらしい。
大きな体で中腰になって車イスを押していたのが原因だろう。
おばあちゃん(義母)に背中をさすってもらっていた。

朝食は洋食バイキング。
ババァーズたちは食欲がないと言いながらも、
デザートのケーキをお皿に山盛り。
あんたたちの分もあるからと…
今度はフルーツを山盛り持ってきた。
「お願いだから、自分の食べる分だけ持ってきて~」



9:30=ホテルをチェックアウト






10:30=琉球村到着

雨が降り止まないので、案内所で車イスと傘を借りる。

のんびりと村内を散策をしたかったのだが、
思った以上に雨が強くて駆け足見学となった。

以下は村内の風景


琉球村入口


民家


民家


民家

すべての民家は何百年前の○○家が移築されており、
それぞれの民家に案内係りのおじいやおばあがいて、
家の由来や歴史を説明してくれていた。
ゆっくり、聞けなかったのが残念。

民家の屋根には守り神のシーサーが。
どれもが個性的で、ますますシーサーの魅力にはまっていく。


琉球村広場


村の通り道に変わったシーサーを発見。
のどちんこのある、大口を開けたシーサーだ。



陶芸窯が近くにあり、作業棟の屋根の上にはいろんな作家さんが作った、
オリジナルなシーサーがズラリ。

上の方の花は琉球アサガオと思われる。


水車小屋の近くに水牛が。
丸い場所をくるくる回って仕事をするのだが、この時は休憩中だった。
頭をなでさせてもらう。毛は硬くてゴワッ。
来年の干支は牛年。年賀状に使おうか~。


村の中を回り終え、お土産とかを売って入るブースに戻り、しばし休憩。


華やかな琉球衣裳

実はこれ、貸し衣裳。
これを着て記念撮影ができるらしい。
さっそく、挑戦。

義母は疲れたので座って見てるというので、私と息子と実母の3人で申込む。
それぞれが好きな衣裳を選べるので、私はピンクのを。
実母は恥ずかしいからと青色を。
息子は係りのお姉さんに「男性は王様と庶民がありますが…」と聞かれ、
「オレ、王様」と迷いなく即答。

王様の真っ赤な衣裳を着た巨体の息子は閻魔大王のように見え、
両脇に寄り添う小さい私達は、とって喰われる獲物の図…
いつ見ても笑える記念撮影となった。




13:00=那覇空港着

息子はレンタカー返却の手続きに、
私達は帰りの飛行機のチケットや荷物の手続き。

到着した時には慌ただしくて気付かなかったが、
那覇空港は17年前に来た時よりも随分立派になっていた。
空港だけでなく、道路や公共の建物も…
那覇の町中にはモノレールも走っていた。
やはり沖縄サミットのおかげなのかな。


14:00=出発まで時間があるので、空港内のレストランで昼食を食べることに。


沖縄そば

私が沖縄で最後に食べた食事は念願の沖縄そば。
コーレーグースをたっぷりかけて、いただく。
麺の太さかげんも良く、スープもあっさりしてておいしく、
豚の角煮もトロトロと柔らかくて美味しかった。
しょせんは空港内のレストラン、それほど期待はしてなかったけど、
でも大満足な味だった。


15:15=那覇空港発、小松空港行き 日本トランスオーシャン38便



帰りの便は搭乗口からバスで飛行機の所まで行き、
タラップを上がって機乗する方式。
いくら小型機だからって、なんだかな~。
でも近くで写真が撮れたからいっか~。

飛行機まで行くバスの運転手さん=「このバスは小松空港行きです」
バカ息子=「エッ?このバスで小松まで行くンか~?」と、すっとんきょうな声。
な、わけないじゃん!
バスの中は大爆笑の嵐!
うわぁ~!恥ずかしい~。
他人のフリ、他人のフリ、運転手さん、ごめんなさい。


17:10=小松空港到着

帰りの空の旅も天候が悪かったにも関わらず、たいした揺れもなく、
予定通り小松空港に到着した。

預けてある荷物を受け取るため、私一人が先に飛行機を降り搭乗出口へ。
すでに、実家の妹家族が総出で実母を迎えに来ていた。
(ちなみに、私の実家は妹が婿取りをし母と暮らしている)
私がガラス戸越しに、妹に「ただいま」っと、挨拶すると、
妹=「ばあちゃんは~?」
私=「置いてきた」
妹=「ナ~イス!」と親指を立てる。
我が妹ながら、おちゃめさんな奴だ…。


しばらくして、ババァーズと息子がゆっくり歩いてきて、
荷物も出てきて、実家の家族は義弟の車で福井へ。
そして私たちは息子の車で白山の自宅に無事に帰還できた。

みんな、お疲れさまでした。
あっと云う間だったけど、楽しかったね~。


このダラダラ沖縄旅行記にお付き合いくださったみなさん。
ありがとうございました。とりあえず、終わりです。
またの機会に後日談なども聞いていただけたら幸いです。
コメント (8)
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