今年初めて「胡麻」を育ててみた。
金胡麻の種
菜園ナビのお仲間から、春のオフ会をした時に種を頂いた。
胡麻を育てたことはないし、どう考えても収穫がめんどくさそう〜。
種を貰ったはいいけど、正直どうしよう〜!
《5月中旬 種まき》
播き時期がきたようなので、とりあえずポッドに種を播いた。
1ポッドにバラ播き。
発芽して、ある程度育ったら、畑に植えかえる予定。
(この時点で、発芽しなくてもいいや〜!って思ってる…)
《6月下旬 定植》
まったくやる気?がなかったので、発芽の画像はなし!(笑)
ポッド播きした金胡麻が発芽し、順調に育ったので、露地に移植した。
えんどう豆の棚の側面に無理矢理場所を作り、トウモロコシ苗と並べて定植。
定植したとたん、さらに成長アップ!
ここまでくると、少しやる気モードも上がってきたゾ。(笑)
《8月中旬 開花》
やる気モードが上がったはずなのに、やっぱりほったらかし。
気がつけば金胡麻に花が咲いてるし…
金胡麻の花
花の下には、たくさんの実ザヤも付いている。
この中に胡麻の実ができるのか…
《9月下旬 収穫》
台風や大雨続きで、折れたり倒れたり。
すっかりほったらかしだったけど、ようやく収穫。
このあと、乾燥させなきゃいけないんだけど…
乾燥前に、 葉っぱは全部むしっておいた。
追肥とかほとんどしていなかったので、実付きはイマイチかな…。
とりあえず、物干場の隅っこに新聞紙を広げ置いておく。
このあと、乾燥後の胡麻の収穫方法を教えてもらった。
大きな紙袋の中で(米袋)軸ごと乾燥させ、
袋をシャカシャカと振り回せば、胡麻の実がサヤから出てくるらしい。
軸が長いので米袋のサイズがちょうど良かった。
この米袋はHCで75円で売っていた。
《10月上旬 完成!》
そろそろ乾燥したようなので、袋に入れたまま何回かシェイクして、胡麻の実をサヤから落す作業。
袋を傾け、胡麻をボールにあけてみた。
ゴミもたくさん混じっているけど、実はサヤから落ちている。
大きなゴミは手作業で取り除き、細かいゴミは風で吹き飛ばし作戦。
少し高い位置から下においた容器に胡麻を落としながら、息をフーっと吹きかけゴミを飛ばす。
酸欠でクラクラしながら、何回も何回もやって、ようやくきれいになった。
全部で約200CCの金胡麻が残った。
はたして、これが多いのか少ないのか…。
粒の大きさは、市販の胡麻より若干小さめ。
やっぱり肥料が足りなかったようだ。
フライパンで焦がさないように炒って、冷めてからビンに保存した。
金胡麻の完成!
胡麻は買うものと思い込んでいたのに、自分でここまで作れるとは感動ものだ。
さっそく、自家製のキュウリを使って酢の物を作り、煎りたての金胡麻をふって食してみた。
キュウリの酢の物
気のせいか香りが良く、甘味も感じられ美味しかった。
ただ、粒が小さいのでお年頃の私の歯には挟まって…(笑)
胡麻の栽培って難しそうだし、収穫も面倒そうと敬遠していたけど、 来年も挑戦してみようかな。