先週末、不覚にもインフルエンザに罹ってしまった。
インフルは7年ぶりかな…
風邪もめったにひかないのに…
まさに鬼の霍乱である。
金曜日から今日まで仕事を休んで、明日の火曜日から出社。
職場では私がインフル1号となってしまい、ちょっと肩身が狭い。
社内で2号、3号が出てなきゃいいんだけれど…
インフルエンザは全国的に大流行中だとか。
みなさま、お気をつけあそばせ。
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もう二週間ほども前になるけれど、カニ面なるものを作ってみた。
北陸新幹線が開通してから、金沢への観光客が大幅に増え、
地元民も知らないような「金沢○○」といった、観光名物が増えてきた。
その中のひとつが「金沢おでん」。
そして、その金沢おでんに欠かせないのが「カニ面」ということらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8a/59ed182f652b30fb61a2379319763d36.jpg)
金沢おでん:ねこばす製
テレビの情報番組などでは、よく紹介されているが、
地元民は、おでんを食べに行っても、ほとんどカニ面など食べていない。…と思う(笑)
すごい高いし。
メニューには時価って書いてあるけど、2000円位はするそうだ。
カニ面に使う蟹は、雌の香箱蟹。
獲れるのが解禁から12月いっぱいなので、
提供される期間が短いのも、人気に拍車をかけているのかもしれない。
で、お店では食べたことないけど、自分で作ってみた。
作り方は、クックパッドで検索。
昨年、鳥取県境港市に旅行した時お世話になった方が、
手足のもげた、くず蟹だけど…と仰って、大量の香箱かにを送ってくださった。
たしかに手足は不ぞろいだったけど、
身の中は、内子もミソもしっかり詰まった美味しいカニ。
オットと二人、十分に堪能し、残りは冷凍保存。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/9e/649e04d84a412285f4067c1488db249b.jpg)
冷凍してあったカニ
8杯のカニを解凍。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/97/c60b03a27074bceabf067a0ea00a37f2.jpg)
分解したカニ
そして、内子、外子、手足、肩などに分解。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/de/f8be8591d0e1731aeaa926f313b42e0c.jpg)
むき身
手足と肩は身を取り出し、内子、外子、ミソはひとまとめにする。
甲羅とお腹の皮はキレイに洗っておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/39/6183e3ba58c32937077e6e158ce20b90.jpg)
蒸し焼き
内子外子ミソはざっくり混ぜ合わせ、甲羅に詰めていく。
8杯の分量で6個のカニ面ができた。
手足のむき身をミソの上に並べる。
片栗粉を水で溶いた液を全体に塗り、蒸し焼きにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/34/5dff50b78cd46af53b2354e564f75b97.jpg)
縛る
お腹の皮を被せ、タコ糸で縛る。
ちなみに、この状態が剣道の時に被る面に似ていることから
「カニ面」と名付けられたそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/96/8998c2be2fc7b8919c847250d067a2f0.jpg)
おでん煮込み
フツーに作ったおでん鍋の上に並べて、出汁で煮込んで出来上がり。
さぞや美味しいんだろうなぁ~。と、期待しながら食べてみたけれど…
う~ん… なんか、生臭い?
身はパサパサしている。
試しに酢をかけてみたら、いつもの味になって食べやすくなった。
だけど、カニの出汁がおでんの出汁に染み込み、最高に美味しくなった。
ちなみに「金沢おでん」の具材では加賀麩という大きな丸い麩を入れるのだけど、
このお麩にカニの出汁が吸い込まれて、とっても美味しかった。
おでんって全国共通の料理だけど、具材は各地域で色々。
県外へ行ったら、その土地ならではのおでんを味わってみるのも楽しいかもね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/28/fcc5f7d6deb30579f4d642d497c27abe.png)