ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

真子

2011-01-24 14:08:46 | 日々の出来事
今日もさむさむ~な石川。
積もりこそしないけど、朝から雪が降っている。
1週間のスタート月曜日が天気悪いと、テンションが下がるわぁ~。

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先週のテレビ番組「秘●のケンミンショー」で、
北海道民は、黒くて見るもグロテスクな真鱈の子を当たり前に食べている。
…とやっていた。

一般的に鱈の子といえば、あの赤い色に染まった塩漬けのタラコのことで、
スケトウダラの卵だそうな。
明太子も同じ。

真鱈子(マダラコ)と言うのは、同じ鱈でも真鱈という種類。
鍋とかで身を食べる鱈だね。

スケトウダラの卵タラコとは大きさから違う。

これを、鱈が豊富に獲れる北海道民は「こあえ」と言って、
ツキコンニャクに絡めて食べるのが一般的なんだそうだ。
卵の粒が大きく煮崩れしてしまうので、あえてバラして味のないコンニャクなどに絡めて食べるのだとか。
スタジオに来ていたゲストのみなさんは一様に驚き、美味しい~!と食べていた。



が…

石川県民代表として、一言モノ申す!!

石川でも冬場は真鱈子を食べる。
こちらでは真子(マコ)と呼んでいて、私の夫なんぞは食卓に出すと
「おっ!今日は石野真子ちゃんですか~♪」と、さぶいジョークをいうのがお約束。

さすがに北海道ほど安くはないし、売ってる量も少ないけれど、
スーパーの魚売り場には必ずおいてある。


行きつけのスーパーにあった真子
1パック千円以上は、さすがに高くて手が出ない…



やっぱり北海道産か…
卵を被う皮が黒くてグロイのよね~。
地元産だともっと高い。




2年前に終了したブログ「昨日のごはん」で紹介した画像があった。


一昨年の2月に、私が調理した真子の煮付け


石川県民は真鱈子をこうやって、破けないよう昆布にくるんだりして、
弱火でじっくり時間をかけて、煮付けにして食べる。
手間と工夫で上品な一品に…
破けやすいから最初からバラすというのは、ちょっと許せんぞよ(笑)
石川でも、バラした卵を鱈やサワラの刺身にまぶして食べることはあるんだけどね。


ちなみにこちらは白子(シラコ)で真鱈の雄子(精嚢)だ。


真鱈の白子

こちらは新鮮ならば、酢のものにして生で食べる。
あとは、天ぷらやお吸い物、鍋にも入れる。
ぷりぷりした触感で、とっても美味しいのだけど、
私は人間の脳みそを想像してしまって、ちょっと苦手~。

同じ食材でも「所変われば…」ですなぁ~。



今日はなぜか、写真がデカイ?でか過ぎ~!
久しぶりのブログ更新にアセ、アセ。
コメント (15)
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