TS-830は結構快調に動作しており、和文ラグチューを楽しむリグとしてIC-7610とメインリグの座を争っています。
快調なTS-830ですが、2点ほど手を加えたいと感じている部分があります。
今日は、その1点目であるVOX(ブレークイン)のDELAYタイムの延長です。現状では、このDELAYタイムが短くてQSOの際に前面VRをMAXにて使用しています。
欧文の599BKや定型的なラバスタでは問題無いのですが、和文CWでラグチューをする場合、話が込み入ってきますと送信文を考えながら打電したり、時にはチョッと考える空白がある場合があります。このような時に現状のVOX-DELAYではMAXにしてもリレーが動作してカッコン・カッコン煩いのです。
以前のTS-830の時にはフット・スイッチでスタンバイをしていましたので気にもしませんでしたが、今回用意したフットスイッチの高さが感覚に合わず、結局セミ・ブレークインで運用することが増えてしまいました。
そこで思い切って、回路中のDELAY時間を左右するであろうコンデンサーを交換しました・・多分・・だろうの工作ですhi
オリジナルでは3.3μFですが、手持ちの関係もあり今回は10μFへ変更です。抜き取り後の計測ではオリジナルは4.4μFでした・・中華製テスターで信頼性は??です。
しかし、容量抜けという事では無い様なので仕様なのかもしれません。
作業自体はコンデンサーの交換ですので難しい事はありません。ついでに一番近くにある2SC460Bも交換しました・・これはオマケです(笑)
結果は上々で従前MAXの位置が作業後は12時の位置となり、運用では1時から1時30分程度が快適な時間となりました。
・・次にやりたいのはAGCの時定数ですね・・