私のシャックには2台の不遇な電鍵があります。
ホコリ除けのアクリルケースに格納されることも無く黙って佇んでいますが、いつかは表舞台に立ちたいと思っているに違いありません。
縦振れのHK706前期型、そしてエレキーパドルのMK706です。MK706は数十年前に自分で新品を購入したのですが、HK706が何故ここにあるのか全く記憶がありません。新品やオークションで購入したものでは無く、貰い物でもありません。入手経路が不明な1台です。
HK706はハイモンド社のHPによれば小型モールド台普及型で接点は銀接点(現行品)と説明があります。槓桿のフロントが下に曲がってツマミも扁平型が付いておりジャパニーズ・アメリカン電鍵とでもいうスタイルです。扁平なツマミは親指に力が入る方には指の腹が少し痛く感じると思います。構造的には割とシッカリしていて打ち心地も悪くありません。但し、調整ネジにロック機構がありませんので緩んでくるかもしれませんね。
MK706は使用されている方も多いと思いますが、ピカピカでもなくデザインも保守的で正に質実剛健といったところです。私のMK706はつい先日、あるイベントで大活躍してもらった信頼できる奴です。何とかHK706も活躍の場を見つけてやりたいと思っているのですが・・