明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

受信速度と送信速度の関係って・・

2024年02月24日 12時53分15秒 | 今どき無線

CWの一般的なQSOでは、どちらかユックリな方に合わせてQSOをする・・というのがルールというかマナーだと言われていますよね。確かにその方が気持ちよくQSOが出来ますし、新人の方も安心してQSOが出来る訳です。

さて、私は最近、意図的にハイスピード局をコールしたりCQを出すこともあります。これはお相手局の胸を借りて練習しているわけですが、送信していて度々感じることがありまして・・それは「自分の送信速度限界以上のハイスピード受信は上手に出来ない・・言い換えれば、ハイスピードの受信が出来るようになる為には、それ以上の速度でミスなく打てるようになる必要があるという事です。

こう書きますと語弊がありますが、あくまでも前提は暗記での送信・受信を前提としています。そして上手く打てるというのは、「淀みなく」打てるという意味です。

暗記送信では原稿文を見るのではなく、自分が言いたいことを脳内で整理して指先へ伝達するのですが、これがある速度以上になると追いつかなくなる症状が出てきます。ハイスピードの電文を良く聴くと何だか変な単語(文字落ち)や電文のつながりが変な場合がありますが、これはその典型かもしれません。もっとも、和文のラグチューでは前後の文脈から把握出来るので大きな影響はありませんが・・

初心者向けの書籍やビデオでは、モールス学習はまずは受信から・・というのが定説になっています。符号が解らなければ、送信なんて出来ませんから当然ですが・・ある程度、符号を覚えたら積極的に送信練習をした方が、受信能力も連動して伸びるような気がします。

まあ、最初は符号を覚える事ですが、方法は何でも良いと思っています。私自身は欧文も和文もCQ出版社の「モールスマスター法」というカセットだけ使用しました。今は、ネットなどでも色々な学習法が宣伝??されていますが、結局行き着くところ、まずは「単語カード」そして次は「音で覚える」だと思います。

↓  ↓ 懐かしい・・初版は昭和49年で、これは第8版の昭和57年のモノです・・聞きたかったのですが、カセットレコーダーが、もう有りませんでしたhi