近頃、公園暮らしの人々を実際に見かけたり、
「ネット難民」という言葉を
新聞や雑誌で見かけたりする度に、
「私だって仕事がなくなって収入が途絶えたら、
決して他人事じゃない」
―と思えます。

「今日、ホームレスになった」という
本を読むと、決して元々貧乏人が
さらに住む場所も失って・・・という
パターンではなくて、
「結構いいトコに勤めてたのに・・・。」
というおじさん達が、めぐり合わせが悪くて、
家屋も家族も失ってしまっていました。
ましてや、特にいいトコという訳でもない、
地方の中小企業のOLのお給料と貯金額では、
いったいどうなってしまうのやら。
今日も不安になって、周囲の人に話していました。

若い頃は、ヘンなプライドとか、自意識過剰とかで、
人が善意で何かをくれたり、助けてくれようとするのを
弾き飛ばしたりしていましたが、
今はそんな気はしなくなりました。
・・・というかそんな事している場合ではないと
いう状況になっているのでしょう。
近所の人から家庭菜園で採れた野菜の
形の悪いのをくれると言われた時も、
もうホントに素直に貰いました。
家に凍らしたひき肉があったので、
それと炒めて、甘辛味噌で味付けしましたが、
これでも結構ボリュームあって、
いいおかずになりましたよ。

本当に若さってアホ以外の何でもないのですな。
わざわさ「自分が損する事していている地獄」から抜け出せない。
これも年を取ってから、初めて素直に認められる事なんですね。


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