晴れると暑くなる日が
出て来た今日此頃。
川端にある花壇の
日陰になっている所で
シヤガが一輪だけで
咲いていました。
元々日陰草なのですが、
日差しが強いと
日陰で涼んでいるかのように
見えてしまいます。
古くに中国から渡来し、
江戸時代には普通に見かける、
どっちかっていうと
風流な花だったようです。
室町時代の明貿易関係者で、
この花好きの誰かが持ち込み、
そこから増えて行ったけど、
安土桃山時代には人目に留まらず、
江戸時代になってから
「あ、あるな」と
なったんでしょうか?
中国では「胡蝶花」と呼ぶ
らしいのですが、
確かに黄色と濃い青の模様が
蝶々のようです。