夏になると道端や
田んぼのあぜ道等で見かける
赤い百合みたいな花。
一時期ハマったハーブの本では
デイリリーとありました。
朝に開いて夜に閉じる一日だけの
花だからその名前なのだと。
昔の百科事典ではカンゾウ。
漢字では萱草と書き、
見ていると「嫌な事を忘れるくらい
美しい花」だから
その名前なのだと。
西洋でこの種類の花を
一番最初に見た人は誰なんでしょう?
「ユリは白だけかと思ってたけど、
この花は燃えてるみたい!」
と驚いたのでしょうか?
もし、マルコ・ポーロ氏が
本当に中国に行ってたんなら
この花を見てたんじゃないか?
と思うのですが、
どうなんでしょう?
今度「東方見聞録」を
調べてみようかな。
写真のはどちらも八重咲きなので
ヤブカンゾウ。
最初のは川端、二番めのは
田んぼの土手に生えていたけど、
午後になると枯れ始めて来ていました。
現代では園芸種もあって、
ピンクやペールオレンジ、
黄色味の強いオレンジ、黄色、
黄色に赤の斑入り等、
ますますカラフルになって来ています。