ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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エンゲル冷蔵庫 MT35F-Pをさらにテスト

2018-06-07 |  冷蔵庫

エンゲル冷蔵庫 MT35F-Pを玄関でテストした後は、ジル520に持ち込んだ。

今回は、ここでテストする。

庫内の温度がマイナス18度まで下がるのは分かった。

電気はどれくらい食うのかな?

取りあえずマイナス18度で、一晩冷蔵庫を空のまま使ってどれくらい電気を食うか試してみた。

冷蔵庫のケースに貼ってある仕様。

モーターは日本製で、タイで組み立てらしい。

電気はサブサブバッテリーを満タンにして、充電系統、その他も全て切り離して冷蔵庫だけにする。

ちなみに、画像の温度計は、サブバッテリーからの電気で動いている。

スタートは夕方 18:05分 気温は24度。

翌朝の6時まで連続して動かすので 12時間だ。

冷蔵庫は常温からのスタート。

スタート時の庫内は23度だったが、2時間後の庫内はマイナス18度を維持している。

朝6時の車内の気温は21度。

12時間後の朝6:05のサブサブバッテリーの使用量は22Ahと中々優秀?

気温が低いので、こんなものだろう。

気温が高いとラジエターの冷却効率が下がるので、当然、電力は増えるが、コンプレッサーが12時間連続で動いたとして

2.6Ah × 12時間 = 31.2Ah となる。

 

次に、気温変化によるコンプレッサーの動作時間を調べてみた。

実験の精度を上げるために、壁の断熱を良くする。

柔らかい布団で冷蔵庫部分を覆った。

気温が20度、23度とFFヒーターを焚いて28度で試した。

20度のときにはコンプレッサーが動く時間は 8分動いて4分止まる。

気温が少し高くなった23度では、コンプレツサーは20度のときよりも1分間多く9分間動く。

気温が28度では、コンプレッサーは14分30秒ほど動いて止まる。

このまま気温が上がって30度を越えれば、コンプレッサーは連続運転になることが予想される。

そうなると、WAECOの冷蔵庫のように裏にファンを付けて冷却すればいいかも?

実験を終えて、布団を剥いだら側壁がうっすらと結露しているのが分かる。

スペースがあれば断熱シートを貼る等の対策を講じればさらに良いだろう。

 

ついでに、冷蔵庫の騒音を測ってみた。

ボクが耳で聞いて静かだのうるさいだの言っても、人によってうるささは異なるので数値で表した。

冷蔵庫のコンプレッサー部から1m離れたところに騒音計を置いてA特性で測る。

手元にあった騒音計は、校正されてないので2種類を並べて測った。

昼間はキャンカーの中でも色々な騒音が入ってくるので、夜中に測定した。

暗騒音は35db程度だ。

冷蔵庫が動いていると、39~40db程度となった。

デジカメのシャッターを切ったら針は大きくふれて50dbを指す。

騒音レベルは

大きく聞こえる、通常の会話は可能    50db    ・静かな事務所
                                                     ・家庭用クーラー(室外機)
                                                     ・換気扇(1m)
聞こえる会話には支障なし              40db    ・市内の深夜
                                                       ・図書館
                                                       ・静かな住宅地の昼
静か 非常に小さく聞こえる            30db     ・郊外の深夜
                                                       ・ささやき声
ほとんど聞こえない                     20db     ・ささやき
                                                       ・木の葉のふれあう音

コンプレッサーから1m離れ騒音を測ったが、2m離れればもう6dbほど下がる。

と書いても中々分かりにくいが、ボクはあまり気にならなさそうだ。

 

快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。

 

コメント (6)
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