数日前に、ジルの生活水タンクのポンプを一式交換した。
この2連のポンプをパーツセンターに発注すれば諭吉さんが1枚飛んでいく。
部品代も高いが、これを交換するのもかなりの手間で、旅先で故障したら修理するのも大変。
うちのジルは12年間15万キロを走ってポンプを交換するのは今回で3回目だ。
ポンプが2連になっているのは、容量と圧を上げるため。
こんなものだと思って交換してきたが、飲料水タンク(20リッター)のポンプはこれまでに故障した事はない。
タンクの容量は違うが、他にも原因がありそうなので、取替えたポンプを分解してみた。
分解したのは2連ポンプの下側。
DCモーターの軸にゴムパッキンが入ってインペラーが直接差込まれた単純なもの。
内部に水が入った形跡があり、モーターのフレームは腐蝕している。
構造からすれば、このポンプは立て向きで使うのではと思われる。
水温によってポンプのモーター室内部の空気の体積が増減すると水もパッキンから出入りする。
斜めや横向きで使うと、ゴムパッキンの隙間から内部に侵入した水が溜まって出ていかない。
タンクの高さが低いので、2連ポンプは斜めに入れざるを得ない。
タンク内部ではポンプはこんな状態で設置される。
斜めになっているので、モーター室にしみ込んだ水が出ていけなくなって
モーター内部に侵入するのではと推測される。
飲料水タンクのポンプは、タンクの底に着いて少し傾いているが、ここまで斜めにはなっていない。
一般的な水中ポンプは真っ直ぐに立てて使うのが基本。
ボクの推測は間違っているかな ?
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