国立感染症研究所のデータより抜粋です。
＜感染状況について＞
・ 全国の新規感染者数は、軽度減少しているが以前高いレベルが続いている。中京圏では増加傾向
年齢別に10万人あたりの感染者数をみると、20代が依然最多。10代の感染者数が増加し、30代に並んでき ており地域によっては30代を超えている。
・ これまでの感染者数の急速な増加に伴い、重症者数も急激な増加が継続し、過去最大の規模となり、死亡者数も増加が続い ている。公衆衛生体制・医療提供体制が全国各地で非常に厳しくなっており、災害時の状況に近い局面が継続している。
実効再生産数：全国的には、直近（8/15時点）で1.06と１を上回る水準が続いており、首都圏では0.97、関西圏では1.15となっている。
此処からは、ほぼ私見です
今後、新規陽性者が増加するか減少するか、いずれの要素もあるため、予断を許さない。
全ての国民が、「自分が罹患しない、周囲を罹患させない」事に細心の注意を払って行動し続け、可能であれば新型コロナワクチンを接種されることが望ましい。
2学期開始とともに、10代の新規陽性者のなお一層の増加が予想されます。以前は、職場で親が感染し、自宅内で子供にうつしてしまうパターンが多く見られましたが、最近では逆に学校で子供が貰ってきて、自宅内で親に感染させるパターンが増えてきている様です。ご自身の健康管理も勿論ですが、家族の体調に十分気を付けてください。あと数か月で、12歳以上のワクチン接種希望者にはほぼ行き渡るのではないかと思っています。
ワクチンで感染が完全に防げるわけではありませんが、ワクチン接種で重症化率、死亡率は顕著に低下します。デルタ株でもそれは確かなようです。
新型コロナ、特にデルタ株は掛かってしまうと相当に厄介なようです。ある程度の副反応はあるかもしれませんが、罹患することに比べたら、桁違いにリスクは低いと考えます。皆さん、自衛してください。12歳以上なら、自衛の最大の武器は、No1:ワクチン接種、No2:正しい知識、No3:不織布マスクかな。
