命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

君が演説すると言ったから

2022-03-20 23:47:29 | 出来事
3月23日はゼレンスキー記念日

私が切望し、鳥越俊太郎氏は演説させるなと声を張り上げていたウクライナのゼレンスキー大統領の日本国国会での演説が本決まりになったようです。
2022年3月23日午後6時
出来たら、本会議場での演説聴取実現してもらいたいです。
3日もあれば、大スクリーンの設置出来るのでは?
日本の総力を挙げて頑張れ!!


そして、ゼレンスキー大統領が、日本人の心に響くどんな言葉を投げかけてくるのか、興味津々です。そして、その演説後の国民の反応、国会議員たちの反応、(政党単位の反応の違いを聞くのも楽しみです)そして、鳥越俊太郎氏の反応も楽しみですよね。

2022年3月23日午後6時、日本のTVは、ゼレンスキー氏に乗っ取られてしまいますね。

とてもとても楽しみにしています!!!



三連休に思う

2022-03-20 22:02:59 | エッセイ
世の中では2022年3月19,20,21日は3連休らしいのだが・・・


私は、土曜日はもともと午前中は普通に仕事をしている。2022年3月19日もいつもとの土曜と同じように午前の診療を終えた。新型コロナの検査の希望者が一人しかおられず、その方は無症状の濃厚接触者だったのでPCR検査を施行したのだが、陰性だった。久々のコロナゼロの日だった。奈良県中部では確実に新型コロナ感染が減少している印象。それが春休みの間だけの限定的なものになるのかは、新学期が始まらないと分からない。とりあえず、桜が咲くことまでは減少が続くと私は感じている。


午後からは新型コロナワクチンの個別接種が坂根医院で47人予定が入っており、それを滞りなく(3人キャンセルがあったけれども)済ませてから往診に行った。

往診に行ったのは良いのだけれど、患者さんの状態がどうもよろしくない。
患者さんは70代後半の男性で、大動脈弁人工弁置換術後の感染性心内膜炎でサワシリンを長期服用中の方。長期入院から何とか退院されたのが4日前。その患者さんの呼吸状態が3日前から悪化していた。発熱は無いのだが、黄色粘稠痰が増え、呼吸状態が急速に悪化し、SPO2が最悪時70台にまで低下した。すぐさま在宅酸素療法を開始、抗生剤(セフトリアキソン4g/日)の点滴も開始したのだが、1日経っても状態は軽度改善のみ。それで、2日前から他の在宅患者さん宅に置いてあったレボフロキサシン500㎎点滴を取りに行って、追加で使用開始した。それでも黄色粘稠痰は減らず、SPO2もO26L/minマスクで漸く95%
原因菌はMRSA(多剤耐性黄色ブドウ球菌)と考えるしかないなと考えた。それで、MRSAに有効な治療薬を求めようとしたのだが、土曜の午後、薬屋さんはどこに電話しても繋がらない。
色々と探しまわっても、見つからず、最後に病院関係に強いコネクションを持っている院外処方薬局の方にお願いした。
「ルートは聞かないでください。後日同じものを返却してくださいね」と言って、バンコマイシンを一箱(10バイアル)届けていただいた。感謝!!!それを患家に持参し、点滴をして帰ったら、21時を大幅に過ぎていた。

バンコマイシンは1日2回点滴する薬。今朝の分は訪問看護師が施行してくれた。

今日20日は、田原本町中央体育館で朝10時から12時まで新型コロナワクチンの集団接種会場で問診係と救急係を担当、昼になって駐車場で弁当を食べていたら携帯が鳴りまして「発熱患者を診てほしい」との依頼。医院に行って、数日前に小学校を卒業したばかりの12歳児に抗原検査を施行。数十秒ですぐに陽性が判明した。
話を伺うと、H小学校の6年生というか卒業生。結構感染者が出ていたらしくて、卒業式の前まで学級閉鎖していたそうだ。。それでも卒業式は開催することに決まったので 参加したらかかってしまったとの事だった。
その子は、ワクチン未接種でした。年少者のワクチン接種、難しい判断。ワクチン接種してもかかります。年少者、余程の事が無い限り、重症化なんてしない。年長者に対するワクチン接種は確実にメリットがデメリットを上回っていると判断しているのだが・・・・

午後は2時から4時まで再び集団接種の予診係。4時に解放され、バンコマイシンの点滴に訪問。昨日に比べると随分と元気になっておられた。でも、呼吸不全の改善はわずかで、02:5l/minでSPO2:95%。明日はもっとよくなっておられると期待。

連休3日目の明日も、夕方のバンコマイシンの点滴に訪問診療予定。今日の如く、発熱者がおられて、診てくれるところが無ければ、出動かもしせざるを得ないかもしれない。

休めない3連休だが、嫌なことを強いられているわけでは全くない。そして何より自分の生命を脅かされているわけでは全くない。配偶者は毎日お弁当を作って持たせてくれるし、帰る家もある。
家では、電気も付けばガスも供給されている。勿論、蛇口をひねると水も出る。なんと幸せなのだろう。

日常生活を普通に送る事が出来る幸せを噛み締めています。
世界の人々が一刻も早く日常生活を取り戻すことが出来る事を、切に願ってやみません




生活習慣病について

2022-03-20 00:53:08 | 予防医学
生活習慣病とは、その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。
主として、高血圧、高脂血症(脂質代謝異常症)、2型糖尿病などを指しますが、それらによって起こる狭心症や心筋梗塞、脳血管障害、がん等も含めて生活習慣病と呼ぶこともあります。生活習慣を改める事で予防できる病気全般を生活習慣病という事もあるという事です。


以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症する可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。

19世紀まで人類の健康上の課題は結核やペスト、コレラ、などの感染症の克服でしたが、この課題がほぼ解決した先進諸国では20世紀以降に疾病構造が大きく様変わりして、生活習慣病が主たる死亡原因となっています。

2000年には厚生労働省により、生活習慣病の一次予防に重点を置いた「健康日本21」が策定され、9分野(食生活・栄養/身体活動・運動/休養・心の健康づくり/喫煙/飲酒/歯の健康/糖尿病/循環器病/がん)について数値目標を定め、国民健康づくり運動が推進されることになりました。

2008年には新たに内臓脂肪蓄積を基盤とした複合リスク病態であるメタボリックシンドロームおよびその予備群を2015年までに25%減少する目標が追加され、より強力な生活習慣病撲滅対策として特定健診・特定保健指導が進められています。




生活習慣病は、日本人の死因の半数以上を占めると言われていますが、自覚症状がほとんどないのが特徴です。血圧が高くても、コレステロールが高くても、血糖が高くでも、殆ど自覚症状はありません。そして気づかないうちに病状は進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。その結果、ある日突然、狭心症や心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる恐ろしい疾患を引き起こすことになります。そのため、生活習慣病は“サイレントキラー”と呼ばれています。静かな殺し屋です。

分かりやすく言えば、働き者の気遣いの良い小太りのおっさんが危ないのです。そういう人が突然死します。サドンデスって奴です。

小太りの気遣い細やかな喫煙中高年男性。新型コロナの死亡率も高いです。当てはまる貴方!!!今すぐ禁煙し、減量に努めてください。収入は多いでしょうが、早死にしても良いのですか??貴方の脂肪細胞があなたを殺しまよ!!

生活習慣病は自覚症状はありません。しかし、自覚症状が出現してしまうと取り返しのつかないことになっていることが多いのです。心筋梗塞や脳梗塞が起こってからでは手遅れです。高血圧、脂質異常症、糖尿病、メタボリック症候群などと診断されたら、たとえ症状がなくても、食事や運動など生活習慣を見直し、治療に前向きに取り組むんでください。予防することが、これらの恐ろしい疾患で自分や家族の将来を暗転させないための最善の取り組みなのです。
兎に角、歩いてください、体重を減らしてください。太る余裕があるなら、ウクライナを支援しましょう??とにもかくにも、地球上のすべての場所で生きている人々が、日常生活を取り戻し平穏に生活していただきたいと切望しています。そのために自分は何が出来るのか考えていますが・・・・自分は自分なりに頑張りながら生きるしかないのだろうと思っています。
私は私なりに、自分のできる範囲で、病気の方の「日常生活の保全?」に力を貸しているつもりです。小さいですが、多くの同調で大きな力になり得ると思っています。