毎年この季節、梅雨の末期には水害が起こる。
昨年までは、九州、四国、中国地方に起こる事が多かった。
今年は静岡県熱海市で土石流被害が起こった。
日本列島は、地震、津波、台風、豪雨 と、世界的に見ても災害の多い地域なのだと思います。それでも、逃げ出す気には全くなりません。住めば都と思うのでしょうかねぇ。
私、以前から、伊豆箱根地方は「アブナイ」と思っておりました。災害が起こってから言うのは後出しじゃんけんの様に聞こえるかもしれませんが・・・・
伊豆箱根地域は、伊豆半島がフィリピン海プレートに乗って日本列島にぶつかって来た事を理解していただけたら、この地方がとてもとても不安定でいつ火山の大爆発が起こっても不思議ではなくて、火山灰に覆われた傾斜地が多いですから、天城山と箱根山の西側では山脈にぶつかって雨が多く、土石流災害も「定期的に」出現します。でも、今回は山の東側ですね。うーむ、西側も東側もどちらもアブナイのですね。西側の方が雨は多いでしょうが、東側の方が傾斜が急ですね。
伊豆箱根地域は、伊豆半島がフィリピン海プレートに乗って日本列島にぶつかって来た事を理解していただけたら、この地方がとてもとても不安定でいつ火山の大爆発が起こっても不思議ではなくて、火山灰に覆われた傾斜地が多いですから、天城山と箱根山の西側では山脈にぶつかって雨が多く、土石流災害も「定期的に」出現します。でも、今回は山の東側ですね。うーむ、西側も東側もどちらもアブナイのですね。西側の方が雨は多いでしょうが、東側の方が傾斜が急ですね。
この、「定期的」は、地質学的な尺度での定期的であって、ヒトは、その定期的な出現を忘却するので、未だかつてないとは言うでしょうけれども・・・
伊豆半島の付け根付近は、「アブナイ」地域であることは、今後も変わらないと思っています。何もできないのだったら、こんなこと言うなよ と、言われるかもしれませんが・・・・
今回の土石流の原因、ソーラーパネル設置のための盛り土であるとか、近くのダムのせいだとかいろいろ言われているようですね。直接的な原因は盛り土なんてすごく影響大きそうですが・・・誰が許可したのでしょうねぇ。斜面が崩落していくのは自然の摂理なのにね。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210704-OYT1T50236/?from=yhd
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210704-OYT1T50236/?from=yhd
山が崩れて沖積平野が広がっていく事は当たり前の事です。
人間が、自然をコントロールしようとして、し切れない面が、時に露になる。それを、災害だというのでしょうが、不可避な面は少なからずある。
避難指示が遅れた行政の責任? すみませんが、それを言い出すと、この周辺地域というか・・・伊豆半島の付け根部分の急傾斜地、雨降るたびに避難を要請されることになるかもです。難しい判断ですねぇ。
最後に、いきなりの被害に遭遇され、犠牲になってしまわれた皆様に黙とうをささげます。
崩落の前日、胸騒ぎして、
「油断大敵の雨」とだけメールをしました。
幸いタクシーが、
安全な道を選んで、走ってくれたことで
被害は有りませんでしたが、、、
近くで何度か崩落があり、、、
先生のサイトで、勉強になりました。
感謝のブログです。
私なんぞ、何も出来ないのに、脅すばかりで申し訳ないです。
伊豆半島周辺は、自然豊かで、釣りにも良い思い出があるのですが・・・・地質学的なスパンで考えると・・・アブナイとは思います。
アブナイ と言えば、世界的に見れば、日本全体が相当にアブナイ事は間違いないですけどね!!
ヴィーナスに耀いている頃
「日本沈没」という映画を見たことがあります。
ドラマの上の事だけではない、
地球のプレートのからんだ
科学映画だったのですね、、
77歳を目の前にして、
地球は、炎の星なんですね、
日々、、、偶然に生きていることを、
改めて畏敬の念で畏れます。