27日午後9時頃、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野の民家で、住人の男が猟銃のようなものを発砲し、訪ねてきた医師鈴木純一さん(44)を人質にとって立てこもった。県警は28日午前8時頃、現場の民家に警察官を突入させ、殺人未遂容疑で緊急逮捕した。鈴木医師は胸の付近に銃で撃たれた痕があり、心肺停止状態で救急搬送され、その後、死亡が確認された。鈴木医師に同行していた男性2人も負傷した。 捜査関係者などによると、逮捕されたのは渡辺宏容疑者(66)。
鈴木医師ら3人は在宅診療を行う医療法人に所属しており、渡辺容疑者の母親の診察を担当していた。母親が亡くなり、3人は弔問していた。その際、トラブルになったとみられる。男性理学療法士(41)は胸部を撃たれて病院に搬送され、もう一人の男性(32)は顔面に催涙スプレーをかけられ、東入間署に避難した。
という事件なのですが、どうやら3人は、犯人に呼び出されたようですね。そして、犯人は、猟銃と催涙スプレーを用意して待ち構えていた。弔問した側は、男3人だから、何とかなるだろうと思われていたのでしょうが、相手は其の上手・・・用意周到ですね。用意周到と言えば、 12月17日午前、大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階の心療内科・精神科の医療機関「西梅田こころとからだのクリニック」で起きた放火事件が思い起こされます。この事件でも谷本盛雄容疑者 は事前に下見をし、防火施設を働かなくなるように試みたり、類似犯の「成功例」を調べたりしていました。犯人は、どちらも60代独身男性です。
そして、殺されたのが40代男性医師であると言うのも共通ですね。
この度犠牲になられた鈴木純一先生も、HPからうかがい知れるのは24時間対応の真摯に在宅医療に取り組まれる姿です。
真面目で一途な医者が、真面目さゆえに上手く断ることが出来ず、モンスター患者やモンスター患者家族の犠牲になられるのはあまりにも非道でありむごいです。今後も詳細な報道が待たれますが・・・・上手な対処方法があったら教えていただきたいものです。
世の中、理不尽過ぎます。
本当にやるせない事件です
私は、お魚釣りとの距離の方が近いいい加減な医者なので、まだ殺されないでいます。本当に理不尽ですねぇ。
悲しみを押し殺し、ご近所にまで配慮されている残されたご家族のマスコミに対する声明が、本当に心に突き刺さります!
camper先生はお魚釣りとの距離も近いけれど、患者さんからも好かれそうなので気をつけて下さいね!!