命のカウントダウン(健康余命3605日)

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ANA246便エンジントラブル

2019-12-19 14:43:59 | 危機管理
「本日、令和元年12月19日午前10時15分ごろ、福岡発羽田行きの全日空246便(ボーイング767型機、乗員乗客計278人)が、エンジントラブルのため福岡空港に引き返し、緊急着陸した。けが人の情報は入っていない。滑走路は午前10時49分まで閉鎖された。
  • 全日空機、福岡空港に緊急着陸 飛行中エンジントラブル


 国土交通省福岡空港事務所や全日空によると、午前9時51分に福岡空港を離陸した直後に右エンジンにトラブルが発生。右エンジンを停止させ緊急着陸した。
 同機に搭乗していた朝日新聞記者によると、離陸直後、機体に衝撃があり、機長から「右側のエンジンで火災が起きた。消火剤をまき、機長席から目視はできないが、計器によると消火できた模様」とアナウンスがあった。機内の乗客は落ち着いた様子だったという。」


https://www.youtube.com/watch?v=4kFV6Hz23Cw

離陸直後のエンジントラブル(エンジン爆発)なので、真っ先に思い浮かぶのがバードストライクです。バードストライクとは、その名の通り、鳥が衝突するという事故のことを指します。鳥がぶつかる対象は、飛行機のこともあれば自動車もあり得ますし、ビルの窓でもバードストライクは生じえます。しかし、飛行機以外の場合、大きな損害にはならないでしょう。
飛行機のバードストライクは飛行機の離陸直後や着陸動作中の高度が低いときに発生しやすく、特にジェットエンジンは巨大で、空気を吸入するためにジェットエンジンへのバードストライクは起こりやすく、かつ重大な事故につながりやすいです。



バードストライクが原因の飛行機事故は、1960年に遡ります。
アメリカのローガン国際空港を離陸した飛行機とムクドリの群れが衝突し、墜落。
乗員乗客72人のうち、生存者はたった10人しかいませんでした。
その後も、世界各地で飛行機のバードストライク事故は起き続けており。中でも2009年にニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、ニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故 は、「ハドソン川の軌跡」として有名ですよね。

この事故は、双発であるエアバスA320機が離陸直後、両側のエンジンに「カナダガン」を複数匹吸い込み、両エンジンが停止してしまいまったことが原因です。
パイロットの素早い的確な判断でハドソン川に不時着水して一人の死者も出さずに済んだことで世界から称賛されました。



https://ja.wikipedia.org/wiki/US%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA1549%E4%BE%BF%E4%B8%8D%E6%99%82%E7%9D%80%E6%B0%B4%E4%BA%8B%E6%95%85 

ジェットエンジン以外のバードストライクもあるのですね。


ANA246便も、とにもかくにもけが人一人出ずに済んでよかったですね。
そして、早急に事故原因が解明され、その原因がなくなる事を望みます。

それにしても・・・・福岡空港は海辺の空港ではないのに・・・・
バードストライクは何処でも起こりえるのですね(まだ、そうと決まったわけではないですが・・・)



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