虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」22ー飲食下その5ー

2020-09-10 18:24:00 | 養生訓
今日も秋の風を感じましたねぇ。
玄関を出ると山並みが見えるのですが、幻想的というか、太古の時代を感じるというか
やはり世の空気が変わった感が否めないです。

のつづきです。

夏月、暑中にふたをして、久しくありて、熱気に蒸欝(むしうつ)し、気味悪しくなりたる物、食ふべからず。

冬月、霜に打れたる菜、又、のきの下に生じたる菜、皆くらべからず。


・夏季、暑い中食べ物に蓋をして長くひどく蒸し暑い状態にして「気」「味」が悪くなった食べ物は食べちゃダメ

・冬季、霜に打たれた野菜、軒下に生えた野菜、食べちゃダメ


夏のくだりはわかりますが、冬のくだりは「へぇ〜そうなんだ〜」っていう感想です。


瓜は風涼の日、及秋月清涼の日、食ふべからず。

極暑の時食ふべし。


・瓜は涼しい時には食べないほうがいいい

・とても暑い時に食べるのがいい


瓜科の食べ物は

体を冷やす

ってことでしょうね。


炙もち・炙肉すでに炙りて、又、熱湯に少ひたし、火毒を去りて食ふべし。

然れずは津液(しんえき:つばき)をかはかす。

又、能喉痺(よくこうひ:慢性咽頭疾患)を発す。


・焼き餅や焼肉は熱湯に少し浸して、火毒をとってから食べるべき

・そうしないと、唾液が乾く

・また、慢性咽頭疾患になる


「焦げ」が良くない、と言われるのも「火毒」の一つなのかなぁ?


茄子、本草等の書に、性好まずと云。

生なるは毒あり、食ふべからず。

煮たるも瘧痢(ぎゃくり:急性下痢)傷寒(しょうかん:高熱疾患)などには、誠に忌むべし。

他病には、皮を去切(さりきり)て米みず(しろみず:米のとぎ水)に浸し、一夜か半日を歴()てやはらかに煮て食す。

害なし。

葛粉、水に溲(こね)て、切て線条(せんじょう)とし、水にて煮、又、みそ(334)汁に鰹魚(かつお)の末(まつ)を加へ、再煮て食す。

瀉を止め、胃を補ふ。

保護に益あり。


・ナスは医薬書によると、良い性質とは言えない

生は毒があるから食べちゃダメ

急性の下痢や高熱疾患などには、煮たナスも食べない方がいいよ

・それ以外の病では、皮を剥いて、米の研ぎ水に浸し、一晩か半日たって柔らかく煮て食べれば害はないよ

・葛切りを水で煮るか、味噌汁にカツオの粉末を加えて煮て食べると、

・吐き気や下痢を止め、胃を補う

・胃腸を守ってくれる


秋なすは嫁に食わすな


いろいろな説がありますが、「養生訓」を読むと、

ナスは身体に良くない

から

・大事な嫁には食わすな

って嫁ますね(読めますね、笑)


ナスは「陰のもの」ということなのでしょう。


それに対して、

・葛は胃腸に良い

と言っていますね。


これからナスが美味しい季節ですが、食べ過ぎには注意した方が良さそうです。


ところで

・河野防衛大臣のUFOに関する発言が気になりますねぇ〜

やっぱり存在するんだね。

米国もどんどん情報公開始めているみたいだし

地球人同士で争っている場合じゃないかもよ〜


最後まで読んで頂いて有り難うございます。

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