虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」35ー飲食下その18ー

2020-09-24 06:42:00 | 養生訓
またまた有名人の不倫報道ですかぁ、はぁ〜
おバカさんですね。
奥さんやお子さんのことを考えると、
メディアも根掘り葉掘り「あ〜でもない、こ〜でもない」という情報を
公共の電波を使って流すのは是非やめて欲しいなぁ。
今日も1日中流れてくるかなぁ・・・

のつづきです。

黄ぎ(おうぎ:強壮剤の一)を服する人は、酒を多くのむべからず。

甘草(かんぞう)を服する人は、菘菜()を食ふべからず。

地黄(ぢおう)を服するには、蘿蔔(だいこん)、蒜(にんにく)、葱(ひともじ)の三白をいむ。

()は忌(いま)ず。

荊芥(けいがい)を服するには生魚をいむ。

土茯苓(さんきらい)を服するには茶をいむ。

(およそ)、此如類はかたく忌むべし。

薬と食物とのおそれいむは、自然の理なり。

まちん(番木)の鳥を殺し、磁石の針を吸の類も、

皆天然の性也。

此理疑ふべからず。


・黄ぎを服用する人は酒をたくさん飲んではいけない

・甘草を服用する人は青菜を食べてはいけない

・地黄を服用する人は、大根、ニンニク、ネギの3つの白いものは避ける

・カブはだいじょうぶだぁ

・荊芥を服用するのには生魚を避ける

土茯苓を服用するには茶を避ける

・これらのことは固く禁じなさい

・薬と食物との禁忌は自然の理である

まちん(番木)が鳥を殺し、磁石が針をくっつけるのも全て自然界の摂理である

・この理を疑わないことだ


漢方を内服される方は参考になるのかなぁ〜


いよいよ「飲食下」最後の文章です。


一切の食物の内、園菜(そののな)、極めて穢(けがら)はし。

其根葉に久しくそみ入たる糞汚(ふんお)、にはかに去がたし、水桶を定め置、水を多く入て菜をひたし、上におもりをおき、一夜か一日か、つけ置取出し、印子(はけ)を以てその根葉茎をすり洗ひ、清くして食すべし。

此事、近年、李笠翁(りりゅうおう)が書に見えたり。

もろこしには、神を祭るに園菜を用ひずして、山菜水菜を用ゆ。

園菜も、瓜、茄子(なすび)、壺盧(ゆうがお)、冬瓜(とうが)などはけがれなし。


すべての食べ物の中でも菜園でできた野菜が極めて汚いえぇぇ〜ちょっと衝撃的なことをおっしゃっていますよぉ

・その根や葉に長く浸み込んだ糞の肥料は簡単には取り除けない

・水桶に水をたくさん入れて野菜を浸し、上に重りを置いて、一晩か1日中つけ置いて取り出し、

・刷毛でその根や葉や茎をこすり洗い、キレイにしてから食べなさい

・このことは近年、李笠翁(1611年ー1680年に生きた中国の劇作家)の本にも書かれていたんだ

この方は自分の別荘に菜園を作って、有名な絵本として出版したらしいですが、別に食の専門家でも、お医者さんでもないみたい。

益軒さんの時代には影響力のあった方なんでしょうね。

・中国では、神様をお祭りするときに菜園の野菜を使わず、山や川の自然にできた野菜を使うらしい

・菜園の野菜でも、瓜、茄子、ゆうがお、冬瓜などは汚くない


現代の畑で作られているお野菜たちも

・使われている肥料によっては

・極めて穢れている野菜

になってしまうのかもしれませんね。

お野菜はよ〜く洗っていただいた方がいいのかも。

ようやく「飲食下」が終わりました。

かなり細かく

・調理法

・食べ方

・食べ合わせ

について書かれていました。

・こんなこといちいち気にしてたら何も食べらんないよぉ

って思っちゃうくらい、笑

だから、ざっくり

・消化に良いもの

を意識して食べましょ〜

・冷たいもの

・固いもの

は避けて、

・温かくして食べましょ〜

・よく煮て柔らかくして温かいうちに食べましょ〜


そして、

・食べ過ぎないこと、ちゃんちゃん


最後まで読んで頂いて有り難うございます

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