まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1227 お地蔵様で町巡り・城陽市編

2019-11-20 07:46:59 | まち
おはようございます。













お地蔵様で町、道巡りシリーズ、各駅巡りのように遠出しなくていいし万葉歌碑のように場所は特定できても数がそんなにないわけだし、それらに比べると町並を走ると必ず見られると言ってもいい具合、その分ここでお送りする頻度も増えてきました。今回は京都府井手町から城陽市へ、いつもは何気なく走っていた所をお地蔵様を巡りながら進んで行ってみようと思います。
・・・などと言いながらいきなり最初のゾーンではお地蔵様のお姿はなし、1枚目にお堂がチラリと写っているだけ、このゾーンでは井手町のJR玉水駅付近の風景をお送りしています。奈良から国道24号線を北へ、山城町で旧奈良街道=山城古道へと入りJR奈良線沿いを進んで行くと天井川の下をくぐる辺りで井手町へと入る。踏切を渡ると旧街道の雰囲気が漂う商店街、一歩道を逸れて狭い道を入ると寺院を囲むようにして民家が建ち並ぶ所へと入って行く。地元の人だけが当たり前の顔つきで行き来する道、自分(一人称)のような変わり者の旅人じゃない限りは足も踏み入れないような町並が狭い範囲の中に展開している。ただ闇雲に走って地元の人に迷惑をかけるわけにもいかない、ここはすぐに引き上げて先へと急ぐことにしよう。



















城陽市に入って旧街道を逸れてJR山城青谷駅方面へ、駅付近には酒造会社があり趣のある建物もいくつか見ることができる。京都まで走る時は国道24号線か旧街道を利用するためこの駅を通る機会は滅多にない、このような町並があったことは全然知らなかった。その後はJR奈良線沿いを進んで長池界隈へ、旧街道へと合流して踏切を渡るとJR長池駅へと通じる町並、この辺りではいくつかのお地蔵様が旅人を迎えてくれる、いや、地元の人たちを見守っているのか・・・。やがてJR長池駅へとたどり着く、この駅は京都へ行く時にはいつも最初のトイレ休憩をする場所、昔は風情のある駅舎だったがそれも顔色のない橋上駅となって久しい、でも駅の外にトイレがあってくれるのはありがたい、奈良を出るとこの辺りがちょうどポイントとなるのでいつも利用させてもらっています。















JR長池駅を出ると旧街道は国道24号線と合流、そのまま約500メートル程はJR奈良線と国道に挟まれた狭い歩道を進んで行くことにする。その国道24号線と分かれて再び旧街道へ、もう何度も走ったことがある道もお地蔵様を探しながらの再発見の走り、沿道ではいくつかのお地蔵様を見かける。しかしこの辺りはどれもお堂に囲われていてお顔は格子の扉の向こう、どんな表情をなさっているのかが分からない。JR城陽駅は東側の出口はバスの乗場があったりして栄えているが、旧街道が通る西側は開発されないでそのままの風景が残っている、しかしこの辺りは道が狭くて東側から車がやってきて旧街道を我が物顔で走るので危なくて仕方ない。やがて久津川のコンビニのある交差点へ、このコンビニが自分(一人称)が京都や大津へ行く時にいつも朝食休憩で利用させてもらっている所、朝食と言ってもパンとコーヒー牛乳を店の前で、サドルにスマホを置いて地図の確認をしながら立ち食いするだけ。そう言えば最近のコンビニはイートインを利用する際には消費税10パーセントが徴収されるためそのことを言わなければならないらしい、何か面倒な時代になっちゃいましたね~。旧街道を先へと進んで行くとやがて宇治市へと入る、そのすぐの所に神社の鳥居と並んでお地蔵様のお堂が建っている、格子の中のお顔を除いてみると白塗りされていてユーモラスな顔になっている、でもこんな化粧をして罰が当たらないんでしょうか・・・。この地域ではよく見かけることになる変顔のお地蔵様、次回はもっといろいろと巡って行ってみることとしましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち