まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1251 お地蔵様で道巡り・・・葛城古道から五條、橋本へ

2020-01-06 11:21:06 | みち
よろしくお願いします。























年は明けてもこちらはまだ昨年のお話、しかもセミがミンミン鳴き続ける夏真っ盛りの頃に五條市、橋本市方面を走った記録をお送りしたいと思います。まあ貼り付けた写真を見ていてこの時は炎天下の下をヒイヒイ言いながら走ったなあ、と思い出すわけですが、これを書いている今が冬の真っ只中で寒い中なので、写真の中の陽射しが羨ましくもなってきます。この時の走りについては万葉歌碑巡りの記録は以前にお送りしました、今回はお地蔵様巡りでこの旅を締めたいと思います。
と言うことでまずは写真1枚目、2枚目のお地蔵様、これはどこやったかな~?もう何ヶ月も前のことなので忘れてしまった、多分順番的に近鉄新庄駅前にあるものだったと思う。御所市からは葛城古道コースに入り次の写真にある九品寺へ、この寺院については以前もここで取り上げたことがありました。境内にも寺院の周辺にもたくさんのお地蔵様があって中には愛嬌のあるお地蔵様も見られますが、本来はもっと霊験あらたかな存在とされるもの、でも穏やかな表情を見せてくれるお地蔵様には、この先の走りの安全を祈りたいところです。














葛城古道と言うと毎年行くのが風の森、もちろん今回も立ち寄ったのですがこのエリアでは話のネタになりそうなお地蔵様はなく、風景を撮ろうにもいつもと同じ風景でちょっとあきてしまった感じも、と言うことで今回は先に目的があると言うこともあってここはスルーです、あきたと言っても来るのが嫌になったわけではありません。風の森からは国道24号線へと入って急な下り坂で一気に五條市へと入る、ここでの目的もお地蔵様と万葉歌碑だが、市の中心部付近に差し掛かった所で写真1枚目にある道標に興味を惹かれた、地図サイトで場所を調べるとさほど距離もなさそうなのでちょっと寄り道と言う感じでその寺院へと相棒君を進めて行く。吉野川沿いにある栄山寺、川と山に挟まれるようにあって境内は横に細長い漢字、境内を入って行くと本堂や八角円堂、梵鐘など文化財がたくさんあった、あまり名の知れた寺院ではないので隠れた名所と言ったところだろう。ちなみにこの寺院にも万葉歌碑があるとのことだったが、そちらについては見つけることができず空振りに終わってしまった、ちょっと虚しい気持ちで五條市の中心部へと戻ることに。










五條を走っている途中で相棒君に違和感があった、ギアの空回りだ、先代の相棒の時によく悩まされたがそろそろギアの消耗具合がひどくなってきたのかも知れない、しかし橋本市までは行きたいと思っていたのでここは少し相棒君には頑張ってもらうことに。国道24号線は五條の町を過ぎると真土山の峠越え、せっかく来たからにはここの万葉歌碑は見届けておきたい・・・何とか峠越えを終えて和歌山県に入るとお地蔵様がお出迎え、ここから先は大和街道へと入って橋本駅を目指す。平坦部に入ってギアを変えることはないと言っても不安な気持ちはずっと続いてしまっている、この後は修理に出さなければならない、そうなるといくらくらいかかるか・・・相変わらず貧乏人には厳しい現実が待ち受けている夏になりそう。そう言えばカメラの方も、今は誤魔化し誤魔化しで使っているがこれもそのうち・・・何か暗い気持ちばかりが押し寄せてくる走りとなってしまいました、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち



No.1250 奈良の古墳巡り(9)・・・天理市編後編

2020-01-06 07:47:58 | 文化財
よろしくお願いします。


高校ラグビー、御所実が決勝に進出しました、思えば前回の決勝進出がこのブログを始めた日なので5年ぶりか、これまでの3度はすべて準優勝、今回は以前決勝で負けたことのある常翔にリベンジ、東福岡も次の試合で負けたと言うことで優勝に期待したいところですが、桐蔭学園もここ10年で優勝1回、準優勝4回の強豪、果たしてどうなることでしょうか。奈良県としては今年はセンバツに2校選出が当確、今回はかなり期待ができるかも知れない・・・と言って両方とも1回戦で負けるかも・・・と言うことなので、ここは御所実に勢いをつけてほしいと言ったところです。




















奈良の古墳巡りシリーズ、今回は天理市編の後編、山の辺の道の周辺にある大和古墳群を巡っているところです。竹之内、萱生の環濠集落を過ぎると現れるのが衾田陵、緑がひときわ大きく目立つ古墳は後ろの山に溶け込んで見間違えてしまうほど。山の辺の道はこの辺りから自転車が通れない畦道となるので一旦国道169号線へと下りて、再び山の方へと入ると言うちょっと面倒な走路を辿って行く。いくつかの小さな古墳の横を通り過ぎて山の辺の道へと戻りその先にある墓地へ、後方には古墳らしき風景が見えている。脇の道を下って行くとその中山大塚古墳へとたどり着く、国の史跡に指定されている古墳は付近の古墳群の中ではひときわ大きな規模で存在を誇っているかのよう。












山の辺の道を離れて国道169号線へ、柳本へと入ると国道の左手側には大きな古墳が見えてくる。写真1枚目、2枚目にあるアンド山古墳の向こうに見えているその大きな古墳が崇神天皇陵、天皇陵と言ってもその被葬者は実は明らかではなく、宮内庁がここを崇神天皇の陵として指定しているとのこと、大概の天皇陵がそうだと言うのは前にもお伝えしたことがありました。ちなみに写真1枚目、2枚目にあるアンド山古墳はこの天皇陵の域内陪冢に当たるとのこと、この付近にはその他にも天皇陵を取り巻くように小さな古墳があるが陪塚とは認められていなくて飛地い号、ろ号で表されている、ろ号については次のゾーンで巡ることとしましょう。
国道169号線柳本交差点から右に曲がりJR柳本駅方面へ進むと右手側に公園とお濠がありその向こうに見えている古墳が黒塚古墳、三角縁神獣鏡の出土で話題になった古墳で、その時はJR柳本駅に行列ができるほどたくさんの人が訪れたんだっけ、ドラマ『鹿男あおによし』でも来ていましたね。あの頃のフィーバーぶりも今は昔、その時は剥き出しって感じの古墳も今はきれいに整備されてスッキリとした姿をお濠の水に写し出していた。













さっき取り上げた崇神天皇陵の飛地ろ号が写真3枚目、4枚目にあるUFOみたいな形の古墳、写真2枚目にも親玉古墳の隣で陰に隠れて写っています。民家の横に寄り添うようにあって間近からは写真が撮ることができない、その形からかどうかは分からないが百塚、白塚、臼塚などと呼ばれている、まあ白色には見えないんですけどね。更に国道を先へと進んで行くと左手側に現われるのが景行天皇陵、これも別に正式名がありここが宮内庁より天皇陵と指定されている。大きさは全国で8番目で奈良県では橿原市にある丸山古墳に次いでの大きさだとのこと、有名な古墳が多い奈良県だが数は全国で8位、数も大きさも小ぶりと言うのが奈良県と言ったところでしょうか。まあ大阪にあるのは大きさにものを言わせて世界遺産に登録された感じですからね、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。            まちみち