まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1257 登録有形文化財巡り・・・天竜浜名湖鉄道編

2020-01-15 08:03:29 | 文化財
よろしくお願いします。




















登録有形文化財巡り、浜名湖編は昨年のGWに走った記録、今頃になってやっと日の目を見ることができるようになりました。と言っても今回巡った文化財のほとんどが天竜浜名湖鉄道線関係、これまで何回かのシリーズで各駅巡りをお送りした内容とダブってしまうことになりますが、その辺りはご容赦ください。
そんなわけでまずは写真1枚目、2枚目にある三ケ日駅駅舎、写真3枚目~5枚目は西気賀駅、4枚目にはホームの真ん中に白い待合室が見えますが、その建物が登録有形文化財と言うことです。その次に訪れたのは気賀駅、各駅巡りの時も触れましたが大河『おんな城主直虎』の舞台となった地の最寄駅、駅舎もホームも赤備えと言った施しですが、これも共に登録有形文化財に指定されています。気賀は関所があった所で交通の要所ともなっている町、駅から北へ行った所には古い町並があり、その界隈の中にある吉野屋と言う旅館の建物が登録有形文化財、決して牛丼を食べさせてくれるお店ではありません。













この先も文化財巡りは鉄道関係が続きます。まずは金指駅、写真にあるホームと上屋、そして駅から少し離れた所に立っている写真3枚目にある貯水槽が登録有形文化財となっている。天浜線はこの先山の方へと差し掛かって行く、文化財データベースのページではこの辺りでは3つの印がついている、どれも鉄道線の橋梁と言うことだが、線路に沿って進んでいる国道362号線は線路より高い位置にあるために線路が見えなくなり、文化財である橋梁は確認することができなかった。山を越えて浜松市北区から浜北区へ、急坂を下ると平地に差し掛かって最初の駅が宮口駅、駅舎とホーム、待合室が文化財に指定されている。写真を見ただけでは普通にローカル線の駅だが、文化財と言う箔が着くだけで何かベールにまとわれた風景に見えてしまう・・・ってのは自分(一人称)だけか。そんな自分(一人称)のレーダーも働きそうにないほどの登録有形文化財が次の岩水寺駅、印がついている駅なのでどんな所かと思って行ってみると、住宅地の中に駅舎はなくホーム1本だけのそれこそ典型的なローカル線の駅と言った感じ。しかしホームに入ると登録有形文化財のプレートが掲げられている、写真にある待合室がそれに当たるらしい、複雑に木が組み込まれた造りとその古臭さがなるほど、文化財のベールに包まれた風景にも見えてくる。













天竜区に入り天竜川を渡る、右手側に見えている天浜線の橋梁が登録有形文化財、列車が走っていたら絵になる写真が撮れたところだが今回はタイミングが合わなかった。二俣本町駅を過ぎると小さな川へと差し掛かるが、そこに架かっている鉄道線の橋梁も文化財、さっきの天竜川に架かっているものとは比べ物にならないほどのスケールの小さな橋だが、歴史の古さは十分に感じられる。この川を越えて少し進んだ所にあるのが今回この各駅巡りの最終目的となった天竜二俣駅、駅としては駅舎、上下線のホームが登録有形文化財に指定されている。そのホームの掛川方面の向こう側に見えている機関区一帯も登録有形文化財に指定されているが、さすがにホームからは遠くて見えにくい。駅では見学ツアーが催されているがさすがに時間がないので参加することはできない、それでもあきらめの悪い旅人は駅を後にすると先の跨線橋を渡ったところから機関区の裏手に入って何とか写真を撮りたいと試みる。高い位置からは転車台の風景が一部、その後機関区の裏手にある町並に入った所で貯水槽を写真に収めることができた。まあこれ以上立ち入ってしまうと不審者に間違われてしまいそうなのでこの辺りで退散することにしよう、天竜二俣駅の風景についてはフォトチャンネルにて先行公開してきましたが、改めてここにも貼り付けておきます。そんなわけで天浜線登録有形文化財巡りもこの駅で終わり、この先もたくさんの文化財があるようですがそれについては次回への宿題となりました、また機会があったら巡ってみようと思っています、って現状ではちょっと近いうちにと言うのは厳しいわけですが・・・

登録有形文化財・天竜二俣駅



今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち