まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1980 和歌山の旅(4)・・・湯浅、有田編その2

2023-10-18 07:29:51 | 旅行記
よろしくお願いします。

















ああ~、イライラが止まらない、初回にいきなり3点も取られてまだ1アウトで先発投手がKO、どうなるんや、この試合・・・。ペコパじゃないけどちょっとだけ時を戻そう、JR湯浅駅から始まった和歌山の旅第2弾は、湯浅の伝統的な古い町並を巡った後国道42号線を進んで有田川町へと入りました。この町に入ってすぐの所、写真上から2枚目の辺りには戦前に廃止された有田鉄道の吉川駅があったそうです。その有田鉄道の始発駅はJR紀勢本線と乗り換えとなる藤並駅、鉄道線は2002年に廃止され廃線跡は自転車道となっている。藤並駅近くのコンビニで朝食休憩をとった後、この鉄道線の終点金屋口駅跡を目指して廃線跡を甲子園を聞きながら走り始めたのですが、その試合が徳島商vs智辯学園、初回に徳島商がいきなり3点を先取しました。徳島商の投手は大会でも評判とのことで智辯学園は初回から圧倒的不利な立場となってしまいました、さすがに3点はきついなあ~と、そんなわけでイライラしながらの走りとなってます、まあ案の定ですけど・・・。





















廃線跡の自転車道にはホーム跡も残っていて、ついこないだまでここに鉄道が走っていたような感覚にもなってしまう。町が途切れて田園風景が広がる所となり先の方には山も迫ってくる、地図を見るとこのすぐ北の方には有田川が流れている、穏やかな風景の中を走っていたローカル鉄道、なくなってからその良さを思い知らされるのはもういつものことです。終点の一つ手前の御霊駅跡、昔この駅名を見た時に霊の字がついていて怖いイメージがあった、「onryou」とも読めて何か怖いものが出てきそう。そう言えば岐阜県の中山道には青墓と言う地名もあったが、霊や墓ってあまり地名や駅名にはそぐわない文字ですね、やっぱ不気味なイメージがしてならない。終点の金屋口駅の少し手前にあるのが有田川鉄道公園、蒸気機関車にディーゼル機関車、貨車にレールバス、旧国鉄急行型車両など、昔懐かしい車両が展示されている。園内の鉄道交流館にはホームがあり、レールバスがここから先の方にある金屋口駅まで運行もされている、お客さんはほとんどが子供だが、若い女性の2人連れがいて線路に入ってレールバスの写真を撮っていた、案の定係員さんに叱られていたがまあ当然ですわな、イベント列車でもマナーは守らなければいけません。











左手側に有田川、右手側は線路に沿う道を進んで行くと数百メートル先に有田鉄道の終点、金屋口駅へとたどり着く。簡素な駅舎に終着駅のホーム、封鎖された改札は自動ではなく昔ながらの駅員さんが立つU字型、そのホームに交流館駅からやって来たレールバスが到着した。往時はこの列車を一回り小さくしたレールバスが藤並駅からここまで、さっき相棒君と走って来た風景の中を走っていたんだな~。自分(一人称)はその道中をイライラしながら走っていたが智辯学園は3回に同点に追いつき・・・このイニングの初めに円陣を組んで、先頭から3者連続で初球打ちのヒットで無死満塁、この辺りは小坂監督の采配もズバリでした・・・、まあ不機嫌もちょっとだけ解消された感じ。でもその後は徳島商も智辯もチャンスは作るものの無得点の連続、イライラの走りはまだまだ続きそうな展開です。さて、この続きは次回、有田市を経て海南市~和歌山市と終わりまでを一気に進んで行くこととしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち