まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1985 和歌山の旅(5)・・・湯浅、有田編その3

2023-10-25 07:27:50 | 旅行記
よろしくお願いします。











和歌山の旅、湯浅・有田編は今回が最終回となるのですが、もうイライラが最高潮に達しています、もちろん耳にお付き合いの甲子園の話です。智辯学園、逆転したのはいい、その後も追加点を挙げて徳島商のエースをKOしたのですが守備の方はエラーの連続、もういい加減にしてくれ!!の気持ちでたどり着いたのは有田市の中心部に当たる箕島と言う町、言わずと知れた甲子園の強豪校箕島高校のある町です。玄関口となるJR箕島駅は特急停車駅で駅にはたくさんの人の姿、駅前も明るい雰囲気、そんな中であの強豪校が育まれたのですね、今の智辯学園の試合ぶりが恥ずかしくなってしまうくらいです。ところでこれ余談ですが、自分(一人称)が聞いている試合の実況はABC(朝日放送)の実況ですが間に入るCMが徳島っぽい、その後受信状態が悪くなってNHKに変えたのですが、今度は中継の間に度々阿波踊りの駐車場情報が入りました。どうやら和歌山では徳島からの放送の方が入りやすいと言うことか、そう言えば滋賀でもNHKは名古屋からの方が入りやすいみたいですからね。

















時折紀勢本線の各駅巡りも挟みながら国道42号線を進んで行く、緩やかで長い上り坂を越えると海南市、この辺りからはエスケープできる道がないので国道を進んで海南市の中心部まで向かうしかない。車の通りが多いので気をつけて行かなければならないのはもちろんのこと、午前中は快適に走れていたが午後に入るとさすがに暑さがきつくなってきた。流れ落ちる汗をぬぐうこともできず上り坂に挑みトンネルを越えると、左手側に紀伊水道の青い風景が広がってくる、正面には雑賀崎の灯台も小さく見えている、旅ももう後半戦だが和歌山市まではまだまだ距離がある。連続するトンネルを抜けて下り坂を進んで行くとやがて海南市の中心部へと至る、ここに来るのは万葉歌碑巡り以来だったか、海は近いが暑さは中途半端ないのでコンビニでちょっと遅い昼食休憩とする。その後は国道42号線から外れてマリーナシティ方面へ、急な傾斜のムーンブリッジを渡ると人工島はたくさんの人で賑わっていて車の出入りも多い。何かあるかと先の方まで行ってみたがどうもこの雰囲気は自分(一人称)には合わないな、朝ドラ『カムカムエブリバディ』のロケ地となった所へ行ってみようとも思ったがたくさんの人だったので気が引けてしまった。そんなわけで折り返してサンブリッジを渡って和歌浦方面へと向かう、左手側の海は陽光を跳ね返して眩しく光っている、この風景とももうじきお別れだ・・・。





















ラジオでは花巻東vsクラーク国際の試合、勝った方が3回戦で智辯学園と当たるが、今の押さえれない守れないの智辯学園では上位進出は望めそうにない、でもどちらが勝つかは気になるところ。走りの方は和歌浦へと差し掛かってきた、西日の照りつけがきつく暑さも中途半端ない、これだけ暑いとなるとやっぱり海や~、と言うことで水軒口交差点で国道から逸れて和歌山港へと向かうことに。ところがそんな時に甲子園では突然の豪雨で試合が中断している、こちら和歌山は西の空で太陽が笑っていると言うのに、海へと出て空を見ても雨を降らせるような雲は全然見当たらない、なのに大阪湾の向こうでは大雨になっているらしい。結構長い時間が経って試合再開となるはずがまたもや雨が降ってきて再度中断、そうこうしているうちに自分(一人称)の方は南海和歌山市駅に着いてしまい和歌山の旅は終わりを迎えてしまった。和歌山市駅からは輪行、やっと涼しい車内でゆっくりとしていると堺駅を過ぎた辺りで窓ガラスがパチパチと鳴っている、見てみると窓の外は豪雨となっている、甲子園の雨がこちらへとやって来たようだ、それでも走りの途中で降られなかっただけでも良しとするか。そんなわけで浜松方面への旅を断念して振り替えた和歌山の旅・湯浅、有田編はこれにて終了、そして翌日、翌々日は予報通り台風が近畿を直撃することとなりました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち