まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1634 チョイ To 奈良・・・蛇女の呪い

2021-09-07 11:04:07 | 箱根
よろしくお願いします。



















今回はチョイ走りと言うには奈良市内から距離がある御所方面を巡って行くこととしましょう、この日は吉野川分水巡りで走ったわけですが、そのテーマから外れた写真を貼って一枠設けさせてもらいました、早速行ってみることとしましょう。
香芝市、葛城市と経由して竹内街道と長尾街道が交わる所へ、そこから南へ向かう道が葛城古道、まずはこの道を進んで御所方面へと向かう。葛城古道は途中で山手の方に向かって行くが、この日の走りは吉野川分水が目的だったので古道コースには向かわず市街地に近い道の方へと入っていく。道幅が狭い割には車が多く、国道24号線と県道30号線に挟まれた所にあるから抜け道にされている感じ。右手側には混合葛城の山並み、左手側には大和平野南部を見下ろしながら、所々には旧街道の雰囲気が漂う町並もあって、目的の吉野川分水も撮り高があって、なかなか走り応えのある道だった。

















国道24号線へと出て蛇穴交差点へとたどり着く、「蛇穴」・・・読めないよねえ~、「saragi」って読むんですよ。そう言えば生駒には「蛇喰」と言う名のバス停があった、浜辺美波を思い浮かべる人もいるかも知れないが、蛇の字がつく地名には何かいわれがありそう、と言うわけで集落の中へと入って行くと写真1枚目にある野口神社へとたどり着いた。神社名の碑の横には案内板がありそこには地名の由来が書かれているが、上の看板の方には大事な部分の字が流れてしまったり歪んでしまっていて分かりづらい。まあそれでもある程度のことは分かった、「saragi」の響きにはいろいろな由来があるんやな~、でなぜそれが蛇の穴なんや・・・と言うことについてはその下の看板にいわれが書かれている。読んでみると何とも物騒な話だが、境内に飾られた蛇を模した人形はそんな恐怖はどこ吹く風と言った感じで、愛嬌のある表情で飾られている。














最後に訪れたのはJR和歌山線に沿って通っている県道118号線を進んでJR掖上駅付近へ。ここまでは御所市だったが曽我川に架かる橋を渡ると高取町、橋から信号を渡ってまっすぐ進んで行くと、そこは旧街道らしくいい雰囲気の町並へと入って行く。左手側の町並の向こうにある緑色の丘は斉明天皇陵、以前都巡りをやっていた頃は歴代天皇のことについていろいろと学びましたが、もうほとんど忘れてしまいましたね。斉明天皇は日本では2番目の女性天皇で初めて譲位、重祚した天皇と言うことですが、まあ詳しいことは置いとくとして・・・ここは駅へ向かいましょう。と言うことでやってきたのは掖上駅、昔ながらの木造駅舎がいい雰囲気を醸し出しているが、この駅舎の反対側にも簡易の玄関口が設定されていて、高田方面へ行く多くのお客さんは主にそちらの方を利用している。以前はローカル線にお似合いの電車がトロトロと走っていた和歌山線も、今はリニューアルされた車両に置き換えられて主流となって走っている。ローカル線の風景には不釣り合いに見えてしまうこともあるが、それもいつか見慣れた風景となってしまうんだろうな~、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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