まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1851 全然楽しくない神社巡り・・・六県編

2022-11-21 08:26:36 | 箱根
よろしくお願いします。





神社巡り、久しぶりですね~、しばらくやらなかったからもう飽きたんか、って思われたかも知れませんがそんなことはありません。これまではエリアごとでの巡りをお送りしてきたのですが、今回は倭の六県をテーマに巡って行くこととします、と言っても「倭の六県」って何やねん?wikiでは↓↓↓

「倭の六県(六御縣、やまとのむつのあがた)は、古代の大和国にあった大王(皇室)の直轄地である」

6つの県とは曽布(添)県、山辺県、磯城県、十市県、高市県、葛城県でもう奈良ではお馴染みの地名ばかり、その県にある神社が今回の巡りの目的です。それぞれの神社は「県名+御県坐神社」の名称・・・高市、葛木を除く・・・で「・・・nomigataniimasuzinja」と読みます、それでは行ってみることとしましょう。







【59】山邊御県坐神社 祭神・・・建麻利尼命 以前万葉歌碑巡りで来訪






【60】山邊御県坐神社 祭神・・・建麻利尼命 以前都巡りで来訪

【59】【60】はどちらも同じ同じ山邉を冠した神社で天理市にあります、この後取り上げる神社が各県にひとつだけなのに、なぜここには2つあるのかはよく分かりません。祭神の建麻利尼命は山辺県の県主の祖と言うことで、蔬菜類を栽培し大和国を治める王に献上するための農園を持っていたとのことですが、下位の者から上位の者へと成果を献上する仕組みは昔も今も変わらない感じです。







【61】志貴御県坐神社 祭神・・・大己貴命 以前万葉歌碑巡り、都巡りで来訪





【62】十市御縣坐神社 祭神・・・豊受大神



【63】高市御県神社 祭神・・・天津彦根命、高皇産霊神



【64】葛木御県神社 祭神・・・劔根命、天津日高日子番能瓊瓊杵命

大和平野の中央部にあった4県それぞれにある神社を取り上げています、【61】は過去には都がおかれた所であり、その巡りで前に訪れたことがあるので場所に覚えはありました。他の神社も県を代表すると言うことで大きな神社だと思ったのですが、【62】は集落の中にあってまあまあ大きな神社、【63】【64】は探し当てるのに少し苦労するほどの小さな神社でした。写真もそれぞれ3枚しかなく森や住宅地の中に神殿があるだけの殺風景な感じ、ただ、【63】がある高市県は倭の六県の筆頭に位置されているので昔は大きな神社だったとあるし、【64】については場所の移動を要求されてこの場所に行きついたとか、それぞれにいろいろな経緯があるようです。










【65】添御県坐神社 祭神・・・建速須佐之男命、武乳速之命、櫛稲田姫之命





【66】添御県坐神社 祭神・・・建速須佐之男命、櫛稲田姫命、武乳速命

最期に取り上げるのが曽布県にある神社、曽布と書かれるとあまり馴染みはないが別表記である「添」と書かれると分かりやすい、大和平野の北部は添上、添下と言われていましたからね。【65】【66】は祭神である武乳速之命が県主の祖ですが、【65】については曽布の地域から離れていることもあってこの神社名に異論もあるようです。一方の【66】はもう自分(一人称)にとってはお馴染みな所、歌姫街道の峠にあって境内にはトイレもあるので、木津から帰ってくるときにはよく休憩させてもらう所です。鳥居の横の碑には「添御県坐神社」と立つ碑があって、それを見るたびに何て読むんかなあ~?、漢字をそのままで「てんごけんざ」と読んでいたのですが、今回神社巡りを始めて初めて名前を知った次第で、ああ~、お恥ずかしいったらありゃしない、な感じでした。そんなわけで久しぶりの神社巡り、勉強が大変なので次回はいつのことになるのやら・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



最新の画像もっと見る

コメントを投稿