カモ類で賑わった池もずいぶん淋しくなりましたが、まだ残っているカモたちがいます。
コガモは子ガモではなくて小ガモで、日本で見られるカモ類の中では最小の部類です。
またカモ類の中でも比較的に秋の早い時期に日本にやってきます。
コガモのオスは目の周りから首の後ろに流れるような濃緑のまが玉模様と体の側面の白い線が特徴的です。
コガモのメスは茶色で目立ちにくい地味な羽色をしていますが、地上で巣を作るため外敵から身を守るのに有効です。
ペアで仲良く寄り添って泳いでいます。
コガモは越冬地である日本でつがいになり、春に北へ旅立って産卵、子育てをして、また日本に帰ってきます。
繁殖地に行ってからつがいになるのでは子育てが間に合わないようです。