カワウは正面からみると意外にひょうきんな顔をしています。
上のクチバシの先端は挟んだ魚が逃げないように、鉤状に曲がっています。
カワウが水しぶきをあげながら飛び立つシーンからです。
カワウが飛び立つには助走が必要ですが、ハクチョウのように左右の足を交互に出して助走するのではなくて、両足で同時に水面を蹴るようにして助走します。
1回目の足の蹴り出しは水中で行っているものと思われます。
翼を振り下ろすと体が浮き上がってきます。
翼を上げていくと同時に両足を前に出します。
2回目の足を蹴りだすところですが、足を蹴り出す瞬間は翼が最も高く上がります。
そこから両足で水面を蹴ると同時に翼を振り下ろします。
翼を上げていくと同時に両足を前に出します。
3回目の足の蹴り出し時です。
つまり1回の水面の蹴りに対して1回の羽ばたきを行なっています。
両足で同時に蹴ってるとは気付きませんでした。私、てっきりハクチョウと同じく水面でドタバタドタバタドタバタ、って駆け足してるものとばっかり、、
言われてみれば、写真、確かに、まず翼を上げて振り下ろしざま、えいっ!、空中に体が浮いてからも水面蹴とばす蹴とばす、両足でえいっ!えいっ!(えいっ!えいっ!えいっ!~~、、、でもって、もう池なくなるよーってくらいあっち行ってからやっと空中を翼だけで飛べるようになる、、、)大変なんですねえ、飛び上がるって。そのころまでには、もう、へとへとだね。