若いころの2キロなんて


軽々と痩せられた
高校時代から
同じ体重でいることが
自分には大切なこととして
美容だとか
容貌だとか
そんなこんなことではなくて
うちの母が
私の知る限り
あまり体重が変わらなかった
いや、変えないようにしていた
母の姉が
脳梗塞で倒れたとき
その体重増加が
介護するものにとって
かなりの負担になることを
感じたようだ
だから、自分は太らないようにしたらしい。
そう言う思いだった。
それは、恐らく後々面倒をかけてしまう私への愛の一つだったのだろうと思う。
中肉中背の母は、病気になり
年を重ね、かなり小さくなった
そんなに小さくなるのなら
好きなものを食べ
太くなっても
小さく枯れていくし
逝くときは逝くのだから
同じなのかもしれないと
私は思ったけれど
確かに介護するときは
その小さな体を
私が支えるのがやっとのことだったことを思うと
母のしてきた体重維持は
正解だったのかもしれない
いつのまにか
私にもそんな思いが根付いたのだと思う。
そうだなぁ
自分でも許せるのが
プラマイ2キロぐらいの範囲内
40年ほどを
そうして生きてきた
しかし
股関節の不具合を知ってから
運動するのにドクターストップがかかり
年も重なったせいで
代謝が悪くなったのだろう
このところ
その内外2キロをオーバーしてしまった
なかなか
ちょっとやそっとでは
2キロと言えど
落とせなくなってしまったことが
私は1番の落胆だった
自由に2キロを
行ったり来たりできたのに、、。
それが
2キロを超え
もしかしたら
際限なくいくのかも⁈
すこし恐怖でもあった
どこからか
『スムージー』で痩せた?
朝に冷たいスムージーは
体が冷えてしまうのではないか
自分には合わないなぁ
朝は夏でも温かいほうじ茶に始まり
朝食のあと、楽しみのコーヒーを飲む毎日
パンが大好きなのに
我慢するのも嫌だなぁ〜なんて。
けど、昼食なら
スムージーは、朝ほどの冷えにはならないかと
作って始めることにした
小松菜(ほうれん草以外の野菜でもオッケー)
アーモンドミルク
バナナ
酒粕(練ったもの)
それをスティックブレンダーで
ガーッとやると
緑のスムージーが出来上がる
少しパンが欲しいけど
バターとかは使いたくない
作った惣菜をパンに乗せ
少しのチーズをパラパラして
少しコクを出して焼いたもの

この日は
お弁当用に作った『レンコンのきんぴら』を食パンに乗せた。
上に書いたスムージーと共に。
時には、納豆に少しのチーズだったり、海苔だったりはするけれど。
これでバッチリと
夕方までお腹は空かない
これは、とても有り難い
あまり、ダイエットど言う気はしない。
こうして、2週間
減らなかった2キロが
ストンと落ちた!!!
他は何にもしていない。
オーバーしたものを考えると
あと1キロと言うことになる
もうしばらくは
変化つけながら
なんとか続けていけるかな?
どんな変化があるだろう
恐らく
酒粕を入れたことが
代謝に関係するアミノ酸が効いてくれたように思う。
とにかく
体重維持。
現実維持。
やはり、母の生き様を
真似しているのかな。
大好きなものを
食べるときは我慢しないように。
食べるときは容赦なく食べる!
食べられるならば食べる
しかし、
日頃の節制があってこそ
食べられた時の喜びを
最大の幸せを最大に感じられるように。
何にでも言えること
不自由さや
難儀さが
一時の至福を感じられるんだと思う。
