湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

ガーナと『HANA』とガトーチョコラ

2020-05-10 14:55:00 | コラム
ズバリ、わたしは母の日が
好きじゃない。
個人の見解です。

昔からずっと言ってること。

だから、教室で
母の日が近いから
カーネーションをつくりましょう、、とか

お母さんの顔を描きましょう、、とか。

みんなと同じになれない自分がいた。

別に
母親と死別したわけでもないし
小さい時は、家庭の都合で
一緒に暮らせなかった時期もあった。

けれど、母親に何かやりたくない理由はない。
むしろ、毎年何かしらをやってきた。

ただ、何かをしたくとも
できない子供もいれば
事情ってものがあるでしょうって
ずっと思っていた。

みんな均一にはいかない世の中であることは、きっと、そう言う境遇の人は、いやと味わってきている。


それでもなお、母の日に何かしましょうと。

それぞれが
それぞれでいいでしょーって思う。
きっと、傷つく人もいるから。


自分が母親になったら、
どうしても、期待してしまう。
いや、期待してしまったとき
人と比べてしまったときがあった。

忘れ去られた日には
打ちのめされそうになる。

そう言うわたしは
母親には、喜んでもらいたいし、
笑顔がみたいから
できる範囲で、いろんなことをしてきたし、
今、母親になっても
子供達からの贈り物は必ず送られてくる。


うちの母親は
チョコレート一つでも
『うれしいーわぁー』って言う人だったから、
その素直さがかえって
負担にはならず、
気持ちだからねって言えた。

自分もそうなりたいと
母の姿が根底にある。

いつ、途絶えても
子供のこころに沿っていたい。
気持ちさえあれば、何もいらない。



SNSが盛んになって
子供にこれこれをもらったー。
なになにをしてもらったー。

それは、良かったですねって
素直に言ってあげたい。

だけど、自分は、そう言うふうには
発信できない。


自分の気持ちの中で
あたためておくことにしたから。



数年前に
大好きなコブクロ が
ロッテ ガーナミルクチョコレートとコラボして、母の日のイベントのような曲を作った。

一瞬、コブクロ 熱が覚めそうになった(笑)
昔からのファンはあまりに
商業化されたものに嫌悪感がともなってしまう時がある。


『HANA』
きみが〜なんどもも何度もくれた〜
優しさ〜

きみ が(ー)な んども

ガーナなのですとも(笑)

ひとひねり。

なるほどねー。

そして歌う
『会えなくなる前にもう一度』と言う歌詞

いいなぁ、歌詞。

やっぱり、母の日?

そう言う自分も
やっぱり翻弄されているのは
笑ってしまう。

もう、今は、会えなくなってしまった母に
今日はガーナチョコで
『ガトーチョコラ』を焼いた。

久しぶりに焼くことにした。

うちの娘のバレンタインデーに焼くケーキみたい(笑)

我が家に伝わるレシピ通りなのです。

娘が焼いたガトーチョコラで
いく人の男性が落ちた?(笑)


今日は、わたしが
コブクロ の『HANA』と
ガーナミルクチョコレートとのコラボとしました。


出来上がりをご仏壇にお供えして
手を合わせた。