湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

ナガミヒナゲシと言う花

2020-05-23 22:48:00 | コラム
花言葉
『心の平静』
『なぐさめ』
『癒し』

ケシの仲間
しかし、アヘンのような危険性はない。

柔らかな花弁
ふんわりとしたオレンジの花
一日花で咲くとすぐ散る儚い花






しかし、
花のあとの一つの花弁のあとのロット部分には、それこそ、芥子粒のような種が1000から2000つぶを蓄えている。

その種は、1年から5年にかけて発芽すると言う

ものすごい繁殖力

地中海からやってきた可愛い花
群生してる様は
それはそれは、幻想的に見え
壮観で良いのかもしれない


が、本当に
花言葉にある平静になんかしていられない勢いで増えていく。

あっという間に広がっていく

ドクダミの群生へも
そこに咲き出せば、もうオレンジの花でオレンジで侵食されていく。

うちの畑で
ナガミヒナゲシを見つけたとき
ひゃーっと寒気がした。

ナガミヒナゲシが持つとされる
『アレロパシー』
この花が化学物質を出して
ほかの植物や昆虫に
何らかの影響が出るとされる


ようは
生態系を変えてしまうチカラをもつ。

その花を見つけてからと言うもの
私の畑の見回りが始まった。
小さい未熟な種でさえも、発芽すると言われている。

よーく目を凝らして
探して
見つけて
根っこから引き抜く

そして、タネを落とさないように
そーと、ゴミ袋に入れて回る。

途中の茎が折れたなら
白い液が出て
肌につくと、炎症をおこしたり、
被れたりしてしまうようなので
ゴム手袋を装着しながら。

花は可愛いのに
小悪魔的なオレンジの花

何食わぬ顔して
一帯を我がものにしてしまおうと言うことか、、、。

そんなもの
慰めにも癒しにもならないゎー

私には、
『戦闘モード スイッチオン』

毎日の戦いに挑む!!!




綺麗にみえるけど、
半年もたたないうちに、広がって咲いてしまった、ご近所の畑💧