蜘蛛の糸

この糸は何処に繋がっているのだろう・・・。
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浜松市美術館 ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅

2013-06-27 06:10:48 | 美術館、博物館
古い漫画本を開くとシミの様な点々が付いて汚くなってしまう事がある・・・・(湿度の関係か??)
やはり電子書籍での保存なのか?? 変に技術革新が更に起こっても次には付いて行ける自信は無いのだが・・・・。


市の文化レベルが高いか低いかが善悪で語られるのはあまりにナンセンスで『工業の街には工業の街の生き方というものがあるんでぃ!』
と言っていたのも今は昔で、工業も衰退し観光にも力を入れなきゃなのに・・・。
浜松市の裏番(影の市長)のあの人がまだまだ御健在で観光や文化にお金入れよう物なら五月蝿いのでお金を使えないが・・・。
美術館だけは守らなければなりません!
駐車場も少ないし建物も古臭いが美術館が無くなっては大変です。幸い浜松市美術館の立てる企画は面白いし応援したくなります。
芸術に詳しい訳ではサラサラ無いですが『浜松市美術館』のカテゴリー作ってみました。


え~っと、浜松市美術館です。 浜松市美術館展覧会情報


中に入ると今は「ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅」展 をやってるです!



ちなみにポール・デルヴォーさんと作品についての紹介は勝手に美術館HPからパクらせて貰って・・・・・・。

ポール・デルヴォー(1897-1994)は、ベルギーのシュルレアリスム絵画(超現実主義・心の中にある夢や潜在意識の世界を探求し、未知の美や真実を表現しようとした芸術運動)を代表する画家です。遠くをみすえた女性たちがさまよう静かで冷たい世界の中に、列車、ランプ、鏡などの身近なモティーフが登場することによって、私たちは思いがけずポール・デルヴォーの創り出す夢の世界に引き込まれてしまいます。
本展は、ベルギーのポール・デルヴォー美術館より、デルヴォーの最初の油彩画から89歳になって描いた最後の油彩画に至る作品群約80点と、デルヴォーのアトリエに残されていた列車の模型や手鏡などにより、その画業をたどる、総出品数約100点のうち半数以上が日本初公開の作品で占められた回顧展です。デルヴォーの幻想的な夢の世界をめぐることで、心の奥深くの部分に触れられたような、濃密な時間をお楽しみください。


以下、売店で売っていたポストカードを勝手にスキャンした画像です権利等々問題があり不利益を被った方は訴える前に警告して下さい。 m(__)m

この人がポール・デルヴォーさんで1994年まで生きられていて97歳で亡くなったそうです。
人生の終盤には視力が衰退し見えにくくもなりながらも書き続けた強者です! (そこっ!! ドク博士に似てるとか言わない!!)


「森の小路」1921年  初期の作品で、当時の学生たちは競って、この構図の画を書いたとか?


[夜明け」1944年


「夜の使者」1980年


「トンネル」1978年


「エペソスの集いⅡ」1973年


「会話」1944年  2つ右隣りに展示されてる「『磔刑Ⅱ』1953年の為の秀作」も必見!!


「ローの婦人」1969年


自身をシュールリアリスムの作家と言わぬ感じがあるみたいですが上げた画だけでも結構ガチでシュールリアリスム作家ですねW
現実とあの世の境目のイメージが空々しく無くまとまるのは腕かセンスか??

ポストカードで売ってなかったのでの載せなかったですが奥さん「タム」さんの絵が3っ並んで展示してある場所があるのですが
奥さんの絵が年代を重ねる度に綺麗になっていきます。(奥さんに『もっと上手く書け!』言われたのか?(若い頃より愛情が増した)のか?解りませんが・・。)
興味深いですね?

晩年の視力を失ってから書いたという3枚(学芸員さんの話では少しは見えてたらしい)は圧巻!! 特に3枚目は殆ど見えてないのでは無いかと思うが
見れば見る程に本人が望んだかどうかも怪しい意志が見える程です。 力強いです。



そんな訳で今の所、お金は無くとも企画が凄い「浜松市美術館」は7月15日までポール・デルヴォー展をやって7月の27日からは・・・。
「やなせたかしとアンパンマンの奇跡展」 が始まります! 
やなせたかしさんと言えばアンパンマンの産みの親で漫画界の重鎮でもあります。
先日、私が愛聴しているSBSラジオ『らぶらじ』内で杉原徹氏がインタビューしてました。御歳94歳の言葉は重かったです。
こちらも行かなきゃですね~。(もっともアンパンマン世代じゃ無いですけどね!!!)
(( だけど夏休み挟むから放っておいても子供が沢山来てドル箱企画なのか~!!?? アレ??これは応援しなくても・・??))




追伸 浜松市美術館以外にも近隣で面白そうな展示があれば記事にして行きたいと思います(なにせネタ不足ですしww)
コメント
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