蜘蛛の糸

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映画「PLAN75」見て来ました ネタバレ注意して下さい。

2022-09-04 18:02:16 | 映画、ドラマ

映画を見る時間を取れたので検索してみると単館系で

「PLAN75」がやって居た。

全国的には6月封切りだったが、ようやく地方に来た感じ。

あらすじ書くだけで嫌な気分になるのですが

高齢者が増えた日本の財政を圧迫してるとして高齢者をターゲットにした殺人が頻発
政府が考えた対応策が「PLAN75」で75歳を超えると自死を公的に手助けする
(安楽死)法案が実行される。。。
主人公の倍賞美津子も最初は興味が無かったが徐々にプランに惹かれて行く、、、。


大ヒット公開中|映画『PLAN 75』予告編


その「PLAN75」の市(?)の係の職員が磯村勇斗(チョット嫌なイケメン若者の依頼殺到俳優です)
今作も最初は問題意識も持たずに職務を遂行しているが身内のオジサン「PLAN75」
の申請に来ると徐々に心境の変化が、、、。

介護士の外国人(東南アジアの人)が給料が良いと理由で安楽死後の死体処理業務
と所持品の仕分け業務等々するのだが、死者の所持品をパクるシーンが2度程あるが
リアリティに欠けて流石のお役所仕事とは言え、そんな事は出来ないシステムを作ってると思う。外国人差別を煽らないか心配、、、。

主人公、倍賞千恵子と相談員(河合優実)の関係性は映画的だった。
河合優実最後の登場シーンのカメラ目線はグッジョブ
もちろん主役の倍賞千恵子もグッジョブ

 

で、この映画は、リアルでも、なんでも経済優先の政治だと十分起こりえる話だし
望んでる人も少なからず居るだろう、、、。

選択肢が、たとえ有ったとしても安楽死を選択をさせない政治をして欲しい、、、。

この映画の観客の8割方が75歳オーバーに見えたのがショックでした。

更に会場の老人達は自由で何故か席に座らない人とか

開始5分で眠ってイビキがウルサイ人とか居たし色々歳を取れば謎行動も

増えて当たり前、それを多様性と言う事で受け入れる事が出来る

寛容な社会でも無いとイケナイし今我々が享受している社会は

その老人達が作った社会で誰にもが何十年後には辿る未来

と言うのを、みんな忘れがちなんだよね~~。

この映画の着想はおそらく「津久井山ゆり園」の事件から着想を得て居て

胸糞悪く考えさせられる映画でしたが

映画自体の出来としては後半粗くなって行き説明不足が多過ぎないかい?

と思ったり、、、。

最後に、この映画の世界観では生活保護の制度は有るみたいだけど

年金の制度には触れてないんだけど、だから別の世界線だと思うのは

お気楽極楽で、今の年金制度って、、、、

破綻はしないとは思うけど減額や先延ばしで実際自分が65歳の時にどうなってる事やら?

 


追伸
この前、仕事で静岡空港に行って来ました! かわいい飛行機が有ったので📷

コメント (6)
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