第5、6窟は雲岡石窟の中央に位置する。…と中国名勝辞典に記載あり。
第5、6窟は内部で通じているらしいが、第5窟「大仏洞」は改修中で非公開。
中には高さ17m、最大の座仏があるらしい。
石窟前の木造の楼閣は、清の順治8(1651)年に建設されたそうだ。
▼第4窟から第5窟への通路
第6窟には巨大な塔柱があった。
その四面には釈迦牟尼の誕生から入滅までの物語が彫られている…と
後から入ってきた中国人付のガイドさんが説明していた。
お釈迦様の誕生から入滅の物語と言われてレリーフを見てもよく判らなかったが、
規模といい、天井や壁のレリーフや緑の色彩といい、素晴らしかった、気がする(笑)。
実際2年近く前なのと、記憶がごっちゃになっているのでどことがどこか
よく覚えてない。
なんたって、素晴らしいところは当然写真撮影禁止だったから。
一部中国人は普通に写真撮っていたけど…。
▼第6窟の楼閣
北魏の遷都により雲岡石窟から龍門石窟に移ったというが、
北魏時代の石窟として比較すると、雲岡石窟の方に軍配が上がる気がする。