世界遺産6番目はゴール旧市街と要塞群です。
ゴールは首都コロンボから南へ120kmほどの港町で14世紀にはアラブ人が東方貿易の拠点とし、
16世紀にはポルトガル人が砦を築き、17世紀にはオランダが支配し今のゴール旧市街ができ、
イギリスの植民地時代にも重要な拠点になっていたそうです。
砦に囲まれた旧市街はインド洋に突き出した小さな半島になっています。
荒れた海を見ながら、はるか昔のポルトガルやオランダ支配の時代に思いを馳せました。
砦の上を歩くとスズメが砂浴びをしていたりゆったりした時間が流れ、岬の先端には白い灯台が。
砦には貝やサンゴが使われているのがよく分かりました。
砦を下りて市街地を行くと、何と、野生の孔雀がいました。
ガイドのジャーリアさんも旧市街で孔雀を見ることはないって。ラッキー!
要塞の見学に。先ずは時計塔へ。その脇の坂を上ってムーン要塞へ。
旧市街と新市街を見渡せました。これまでの地とは違って仏教の影が薄く、
教会やモスクが目に付き、支配の歴史が色濃く目に飛び込んできました。
ゴール旧市街は、これまで巡った土地とは全く違ったスリランカの顔でした。
< つづく >