シュークリームのカツレツ。
カロリーやばそうね。
・・・
そうじゃなくてね。
ムスメ現在大学4回生。
ただいま絶賛プチ旅行中。
「公務員試験を受けるために
専門学校へ通いたい。
学費は自分で出す。
その代わりに、自動車免許の
教習所代を出してくれ。」
という謎のオファーがあったのが
今年の初めのこと。
大学での講義も受け、ゼミにも参加し、
平日夜と週末の昼間は予備校へ通い
合間に教習所の予約を入れ
と、めまぐるしい日々を送り
まずは夏の始まる前に
無事に免許皆伝。
まだ乗せてもらってないけどね。
心中したいのか?とか言うんだもの。
身近に公務員はいないし
自分の就職活動の時には
考えもしなかったので
全く仕組みが分かってない。
自分の就職活動。思い出すだけで申し訳ない。
1990年、バブルの尻尾が残っていた
超売り手市場の時代。
4年生の夏前には内定もらってたもんね。
当時何人いても足りないって言われてた
システムエンジニアという仕事。
社長面接で
「君の履歴書は、まるで男みたいだね。」
って言われたんだけど
つまりお作法なんか全然知らなくて
箇条書きでさっさと書いて
出したはいいものの
そのあとでなんかの本を見て
これは絶対まずいやつ、と書き直し
その社長のセリフの後、ご本人に
「スミマセンこちらと差し替えてください」
って。
ひどすぎる。よく採用されたな。
夏のバイト探してる?じゃあうちにおいで。
ってことで、インターンじゃないけれど
入社する前から事務所に通って
来る日も来る日も書類にハンコ押してた。
そこで出会ったエミちゃん
(彼女は来る日も来る日もコピーしてた。)
と仲良くなり、所属も一緒になって嬉しかったな。
書類をニコニコ積み上げていく先輩が
入社してから鬼教官みたいになって
プログラミングを一から教えてくれた。
と、まあ、なんの苦労もせずに職をもらえた私に比べ
4大卒の文系女の子はちょっと色々大変な今の時代。
公務員というチョイスは理にかなってるとも思う。
しかし民間は一切受けない、というムスメに
一抹の不安。
4回生の春の陣と秋の陣、その二つがダメだったら
卒業後の春の陣。つまり浪人生活が待っている。
春に彼女が受けるところと日程を教わってメモしたら
まあ長きに渡り相当な数の戦で
体力勝負だなこりゃ、と焦る。
そして第一関門を突破したのちの日程は
そうなってみなきゃわからないという。
まさに振り回される日々。
8月の終わりになっても未確定だったので
9月のM市の試験を追加するという。
「もしそこに決まったらM市に引っ越しだよ。」
わかった、ついていくね。
って、そうもいかないか。
結果、9月の頭に第一志望の内定が降りたので
M市転居は無くなった。
海岸線をチャリで周遊する夢も見たんだけどな。
シューカツやる中でムスメは
「気づいたんだけど勉強嫌いじゃなかった」
とか
「自己アピール、ネガティブな事を
先に言うなって予備校でダメ出しくらった」
とか
自分のこと、自分を表現することについて
いろいろ再確認できたようで
行きたかったところに来て欲しいと請われ
自分に自信もついたようで
どうやらこれでなんだか少し
自立が見えてきたような気がする。
そして友達と温泉プールに遊びに行くために
水着を新調しに行ったところで
別の再確認もできたようで
それから毎日筋トレ、ストレッチ、
半身浴に酵素ダイエット。
ということで
今頃は温泉からの美味しいご飯で
極楽気分を味わっていることだろうな。
今のうちだけだ、心して享受しとけ。
内定の知らせを本人から受けた
父からの私宛のお祝いメールには
「今まで悲喜こもごもあったでしょうが・・・」
などと書いてあって
(そんなメール書くんだこの人は、っていうのが驚きだけど)
でも思い返してみても
喜々こもごもしか浮かばないな、と思った。
会社の人にも
「ねえもう一人くらい産んでさ、今度はすっごく苦労しなよ。
そういうの見てみたいよ。」
って言われたほど。
そんなハハの次なる密やかなミッションは
絶対に読ませません、と言われている
ムスメの書く卒論を
どうにかして読む、ということである。
カロリーやばそうね。
・・・
そうじゃなくてね。
ムスメ現在大学4回生。
ただいま絶賛プチ旅行中。
「公務員試験を受けるために
専門学校へ通いたい。
学費は自分で出す。
その代わりに、自動車免許の
教習所代を出してくれ。」
という謎のオファーがあったのが
今年の初めのこと。
大学での講義も受け、ゼミにも参加し、
平日夜と週末の昼間は予備校へ通い
合間に教習所の予約を入れ
と、めまぐるしい日々を送り
まずは夏の始まる前に
無事に免許皆伝。
まだ乗せてもらってないけどね。
心中したいのか?とか言うんだもの。
身近に公務員はいないし
自分の就職活動の時には
考えもしなかったので
全く仕組みが分かってない。
自分の就職活動。思い出すだけで申し訳ない。
1990年、バブルの尻尾が残っていた
超売り手市場の時代。
4年生の夏前には内定もらってたもんね。
当時何人いても足りないって言われてた
システムエンジニアという仕事。
社長面接で
「君の履歴書は、まるで男みたいだね。」
って言われたんだけど
つまりお作法なんか全然知らなくて
箇条書きでさっさと書いて
出したはいいものの
そのあとでなんかの本を見て
これは絶対まずいやつ、と書き直し
その社長のセリフの後、ご本人に
「スミマセンこちらと差し替えてください」
って。
ひどすぎる。よく採用されたな。
夏のバイト探してる?じゃあうちにおいで。
ってことで、インターンじゃないけれど
入社する前から事務所に通って
来る日も来る日も書類にハンコ押してた。
そこで出会ったエミちゃん
(彼女は来る日も来る日もコピーしてた。)
と仲良くなり、所属も一緒になって嬉しかったな。
書類をニコニコ積み上げていく先輩が
入社してから鬼教官みたいになって
プログラミングを一から教えてくれた。
と、まあ、なんの苦労もせずに職をもらえた私に比べ
4大卒の文系女の子はちょっと色々大変な今の時代。
公務員というチョイスは理にかなってるとも思う。
しかし民間は一切受けない、というムスメに
一抹の不安。
4回生の春の陣と秋の陣、その二つがダメだったら
卒業後の春の陣。つまり浪人生活が待っている。
春に彼女が受けるところと日程を教わってメモしたら
まあ長きに渡り相当な数の戦で
体力勝負だなこりゃ、と焦る。
そして第一関門を突破したのちの日程は
そうなってみなきゃわからないという。
まさに振り回される日々。
8月の終わりになっても未確定だったので
9月のM市の試験を追加するという。
「もしそこに決まったらM市に引っ越しだよ。」
わかった、ついていくね。
って、そうもいかないか。
結果、9月の頭に第一志望の内定が降りたので
M市転居は無くなった。
海岸線をチャリで周遊する夢も見たんだけどな。
シューカツやる中でムスメは
「気づいたんだけど勉強嫌いじゃなかった」
とか
「自己アピール、ネガティブな事を
先に言うなって予備校でダメ出しくらった」
とか
自分のこと、自分を表現することについて
いろいろ再確認できたようで
行きたかったところに来て欲しいと請われ
自分に自信もついたようで
どうやらこれでなんだか少し
自立が見えてきたような気がする。
そして友達と温泉プールに遊びに行くために
水着を新調しに行ったところで
別の再確認もできたようで
それから毎日筋トレ、ストレッチ、
半身浴に酵素ダイエット。
ということで
今頃は温泉からの美味しいご飯で
極楽気分を味わっていることだろうな。
今のうちだけだ、心して享受しとけ。
内定の知らせを本人から受けた
父からの私宛のお祝いメールには
「今まで悲喜こもごもあったでしょうが・・・」
などと書いてあって
(そんなメール書くんだこの人は、っていうのが驚きだけど)
でも思い返してみても
喜々こもごもしか浮かばないな、と思った。
会社の人にも
「ねえもう一人くらい産んでさ、今度はすっごく苦労しなよ。
そういうの見てみたいよ。」
って言われたほど。
そんなハハの次なる密やかなミッションは
絶対に読ませません、と言われている
ムスメの書く卒論を
どうにかして読む、ということである。