まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

0501祭スペシャル ゆっこちゃん(atelier 結心)の場合

2019-04-29 23:22:15 | 日記


さてさて祭スペシャル第5弾は
このお方

2月にお菓子の店をオープンし
勢いに乗りまくってるが
やけに冷静沈着なルーキー
ゆっこちゃんです。

ゆっこちゃんは私の戦友。
去年の周年祭を一緒に運営した仲間です。

前から知ってはいたけれど
頭の回転が良くて経験値が高くて
人に気をつかえる優秀な人。
フットワークの軽さと意志の強さも。

そして去年一緒にあれこれしてる時から
「来年は私は出来ないから」って
宣言されてました。
そりゃそうですよね。
お店を持つのだもの。

でもせめて、お菓子販売には
参加してほしいとお願いして
快諾してもらいました。

ただご本人は祭に参加してる場合でもないので
当日はお菓子のみがお待ちしています。

今回、全世界に向けて初登場のお菓子
「黒糖と胡桃フィナンシェ」も
限定数ですが周年祭で買えますよ。

ゆっこちゃんのお菓子は
日本に古来からある美味しさを
再確認するようなお菓子です。
和三盆の繊細な甘さや
抹茶のうっとりする香り
きなこの香ばしさ、などなど。

がんばった自分へのご褒美でもいいし
大切な友達と仲良く分け合うのもいいし
特別な日の贈り物にしても
確実に喜んでもらえます。

実店舗は、横浜から相鉄線で18分の
「大和」駅にあります。

あまり行く機会がない・・・というあなた

ぜひこのチャンスに
ミサリングファクトリーの周年祭で
お試しください。

一度食べたら
気づけば
atelier 結心に行くために
相鉄線に乗ってますよ。

と、いい感じにまとまったところで

ゆっこちゃんの場合

これにてしゅ〜りょ〜

0501祭スペシャル カフェを仕切る中学生ちゃんの場合

2019-04-29 22:44:37 | 日記


祭スペシャル第4弾は
MちゃんNちゃんの中学生コンビ
スクールカフェの幹事をやる
というお話です。

奇しくも今日、スタジオで
絶賛お片付け中の松本先生が
歴代のスクールカフェのチラシを
テーブルにずらっと並べていました。

初代幹事も中学生でした。
「赤字出さない。」が唯一の
先生からの通達。
毎年、それだけです。

お菓子は何を作ろうか
飲み物はどうしようか
価格の設定は
お手伝いスタッフの配置は・・・

これ、実は
やる子供も偉いんですけど
やらせる先生がもっと偉いんです。
企画の確認をして、アドバイスや指導を入れて、
材料の仕入れをした後
仕込み日はスタジオからわざと離れる先生。
「目に入っちゃうとあれこれ言っちゃうから。」
その代わり、大人スタッフが
きちんとサポートしています。

これが面白くて、
レッスンの時にはちゃんと出来てることが
気が焦るのか勝手が違うのか
「ふだんそんなんしてへんやんけ」ってことが
多々発生するのですよ。

ここでの経験がのちにどれほどの
子供の財産になるかは
今や立派なパティシエールになって
活躍中の初代幹事の姿を見ても
その後先輩の知恵を引き継いで
自分の工夫も加えつつ
運営してきた後輩ちゃんたち
ひとりひとりを見ても
わかります。

とはいえ、やりたい、と手を挙げる子が
いてこその企画。
去年はいませんでしたので
今年は2年ぶりの
「復活」スクールカフェです。

今は便利な時代で
いちいちスタジオに何度も集まらなくても
LINEで打ち合わせができてしまうのですね。

そこでのやりとりを見ながら
「さすがだなあ」などと感心しています。

今回の幹事ちゃん二人は
周年祭に参加するのも初めてなので
何度も幹事を経験しているAちゃんが
強力アシストをしています。

カフェで出すことにした
「レアチーズタルト」と「チョコレートパウンド」
どちらもレッスンで習ったものですが
Mちゃん得意の「グルテンフリー」タイプに
アレンジしての登場です。

Mちゃんは米粉を使ったお菓子で
会社を興したいのだそうです。
社長になれるのは15歳からなんだって。
「あと一年♪」ってニコニコするMちゃん
只者ではありませぬ。

そうそう、去年のお菓子コンテストに
いらっしゃった皆さまには
「あんこのケーキで優勝したお子さん」と
言ったらわかるかもしれません。

明日の仕込み日には
タルト16台、パウンド10台を作る彼女たち。
スタッフも大人から小学生までやってきます。

「あの、ケーキ作るときは、スタッフにも
手伝ってもらっていいんでしょうか。」
というMちゃんからのLINEに

「立ってるもんはみんな使います。」と
返したのは私です。

いらしてくださるお客様に
楽しんでいただけるように
頑張る幹事をアシストしますので

5月1日はぜひカフェのご利用を
お願いいたします。

ということで
中学生ちゃんの場合

これにてしゅ〜りょ〜

0501祭スペシャル あこちゃん(acorne)の場合

2019-04-29 21:51:23 | 日記


祭スペシャル第3弾は
このお方

最近女優デビューしたと
もっぱらの噂の
あこちゃんです。

彼女のアイシングとシュガーの教室
「acorne」は
翌月のレッスン予定をUPすると
あっという間に満席になる
超人気教室です。

私もたま〜に会社サボって(おい)
参加していますが
あこちゃんのセンスとスキルと
天然っぷりが
行くたびに進化している
素晴らしい教室です。

アイシングクッキー、巷に溢れていますが
普通は破損しないように
美味しさではなく強度優先のクッキー生地に
大量生産向きのざっくりしたデザインを
作業性優先のアイシングで描いていますが

あこちゃんはオープンからずっと
美味しいパートシュクレを仕込み
丁寧に抜いて焼き上げ
卵白でメレンゲを作って
粉糖と混ぜ合わせ
香りのよいレモンオイルで仕上げるスタイル。

教室の生徒さんには2種類あります。
「丁寧に作られたクッキーなんだから美味しいうちに食べなきゃ」
という人と
「こんな綺麗で可愛いもの食べられないから飾っておく」
という人。

私は前者です。いつも後者のムスメと家で喧嘩。
キュートな猫ちゃんを頭からばくしっとやる私は
ムスメには悪魔かなんかに見えるらしい。

実はacorneさんはミサリングファクトリーと
とってもご近所さんなのです。
お教室が始まった頃は
ミサリングファクトリーの生徒さんが
acorneさんにも通うケースが多かったのですが
今はacorneさんの生徒さんのお嬢さんが
ミサリングファクトリーに通ってくださったりして
全国の「お菓子星人魂」を
ここ上永谷で満たすことができてしまう感じです。

周年祭には毎年、美しいクッキーを出品してくれています。
とはいえ多忙な合間を縫っての作業
たくさんは作れませんので
早い者勝ちです。
(あ、あこちゃんに言えば予約は出来るみたいですよ。)
ぜひぜひ可愛くて美味しいクッキーに会いに来てくださいね。

って
わりとふつ〜な感じですが

あこちゃんの場合

これにてしゅ〜りょ〜



0501祭スペシャル ひろこさん(まるまるキッチン)の場合

2019-04-29 21:34:58 | 日記


祭スペシャル第2弾は
このお方

MRS.PERFECTの異名を持つ
ひろこさんです。

彼女とフランス菓子土曜日クラスで
ご一緒するようになってから
あれっ
もしかして10年は経つのか?

もともと製菓のスキルがあることに加え
緻密さと繊細さと大胆さを兼ね備えた
凄腕の菓子職人です(プロではないけど)。

のめり込むと突き詰めるタイプで
いつぞやは
「スポンジ生地がうまくいかない。」と
ジェノワーズ千本ノックとか
やってましたね。

彼女と、ムダに歴が長いだけの私が
早めのペースでレッスンを引っ張るため
「土曜日クラス怖い」っていう
悪い噂がたっていますけど
風評被害も甚だしいってもんです。

そんな、ひろこさんは
去年の周年祭から
「マカロン」を出品してくれています。

実は彼女のマカロンは
ひそやかに周囲のごく一部の人間のみ
手に入れることができた
幻のお菓子で

ぶっちゃけ、私、
「マカロンなんて可愛い色つけてるだけで
かじるとねちょっと歯にくっつく
全然美味しくないお菓子じゃん。」
と思っていたのですが

ひろこさんのマカロンは
「可愛い」かつ「美味しい」の
ハイブリッド仕様です。

これを食べると
ラデ◯レとかもう全然・・・

今日の製作日、作業を横から眺めながら
「そのマーブルってどうやって作るの?」
と聞いたら

「うーん。うまくいく日といかない日があるよ。」
とのこと。

MRS.PERFECTにそんなセリフを吐かせるとは
マカロンの難易度恐ろしすぎる。

レッスンやって、と頼んでも
マカロンはいや、と断られます。
たとえこのオーブンでうまくいったとしても
それぞれが自宅でうまくできる保証がないから
だそうです。

仕方ないので
買えるチャンスに買って食べましょう。

あ。それが
あさって 5月1日の
ミサリングファクトリー12周年祭
なのですね〜〜

ってどうしても最後はヤラシイ感じに
なるのですが

ひろこさんの場合

これにてしゅ〜りょ〜

0501祭スペシャル たまちゃん(tamatama)の場合

2019-04-29 21:01:54 | 日記


あさって 5月1日に
我らがミサリングファクトリーは
12周年を迎えます。
感謝の気持ちを込めて
一日限りのお祭りをします。

とはいえお菓子教室ですから
別に神輿とかは担がないのです。
いや担いでもいいけど。

その代わり、美味しいお菓子を
た〜〜〜〜くさん取り揃えて
お客様のお越しをお待ちしています。

今日から、そのラインナップを
ひとつずつご紹介しますよ。

え、そんなの本来1週間くらい前から
やるもんじゃないの?と思ったそこのあなた

正解です。

とりかかるの遅いです。

一晩に3本ペースです。

書きまくります。

読みまくってくださいね。
ついてこいよ〜〜
嘘ですぜひおヒマな折にお読みください。

まずはこのお方
たまちゃん。

確か初めてお会いした時は
髪が肩まであったような。

だんだん短いスタイルになってきて
今やサロンでは「ボウズ」カテゴリーから
チョイスするそうですよ。

とにかくパワフル
いつお会いしても元気
しかしふと気づくと
暴走の果てにぶっ倒れている
(らしいとSNSで知る)
そして起き上がる(不死身)

私と違い、家事を完璧にこなしながら
一人息子ちゃんをがっつり育てながら
マイブランドである「tamatama」の
製作に明け暮れています。

彼女の得意とするのは
「リバティ生地を使った小物」と
「小麦粉・砂糖・乳製品不使用のお菓子」

小物はオーダーメイドのほか
店舗に納めていたり
カルチャーセンターで
作り方を教えていたりします。

私が使ってるのはカードケース
中の仕切りの具合と
センス良い生地の触り心地が
とてもいいのです。

そして、身体に優しいお菓子は
働いているコミュニティカフェで
「いろいろなアレルギーのある方も
気にせず一緒にテーブルを囲んで
楽しめるお菓子を」と請われて
開発したのですって。

ココアの代わりに
キャロブ(とある豆の鞘から作る香りのよい粉)を使用した
ブラウニーが美味しくて大好き。

今日はたまちゃんが製作してるスタジオで
私も作業していたのですが
米粉や米油を使ったお菓子の焼きあがる香りは
なんだか優しくて温かくて素敵です。

周年祭ではおなじみのブランド
お客様が
「たまちゃんのお菓子しか食べられないから
買えて本当に嬉しい。」って
おっしゃるのを聞くと
素晴らしいブランディングだなあと感心します。

今日、ちょっと端数が出たからと
クッキーをいただきました。
なんともいえないいい香りと甘さ。
「さつまいも」を裏ごしして
繊維を綺麗に取り除いて混ぜてるそうですよ。
あまりに大変な作業のため
この周年祭を最後に
「もう作らないと思います。」


これは

買いに来るしかないでしょ〜〜


最後だいぶヤラシイ感じになりましたが

たまちゃんの場合

これにてしゅーりょー