まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

2月のお菓子レッスン モネの睡蓮

2021-02-06 18:57:07 | 日記
レッスンで作ったお菓子を
真面目に復習していた頃は
型が次々に増えていく楽しさと
仕舞う所を探す困難さとで
わーきゃーしていましたが

この頃は自分で自分の持ってる
型を忘れてしまい
おんなじのを買って来ちゃったり
あると思って探しても見つからなかったりします

ゆうべも
15センチ角キャドルあったよねぇ
と、さんざん探して
無いことが判明

そんな
15センチ角キャドルを
教室で借りて作ったのが
これ
「モネの睡蓮」
チョコレートのガナッシュとムースのケーキです
あちこちにカシスとアプリコットが顔出します

考案した弓田先生は
ゲーテとかに陶酔してたタイプで
ポエム感満載の名前を
ケーキにつけてた時代があります
ほかにも
ムスメいちおしの「早い春のひだまり」
「ゴッホのようなバナナ」
なんていうケーキもあるのです

しかし、しばらくすると
「米とオレンジ」とかいう
ただたんに使ってる材料名じゃん
みたいな名前をつけるように
なりました

触れ幅よ

今回の難関ポイントは

少ない卵白に大量のバターとココアで、膨らませる気がないんだな、というビスキュイを焼く
ただし高さは焼き面落として2センチキープ

しっかりしまったガナッシュを平口金で絞り、表面をならす
ただしガナッシュは練ったり溶かしたりはNG

適温のバターに適温のチョコを混ぜ、適温のムラングイタリエンヌを混ぜてふわっとしたムースを作る

三時間半
けっこう集中が必要でした

最初の並びで
おっ、今日は博子さんとペアで
イタメレじゃん
楽勝だー

とおもっていましたが
恭子さんが途中
せんぱーい変わってー
と叫ぶので
仕方なく組み替え

体験レッスン後
今日がはじめての
フランス菓子という方と
新鮮なきもちで
イタメレしました

試食のとき

みなさん、長いんですか?と聞かれ
確かに、キャリアだけは無駄に長いわー、と
ちょっと可笑しくて笑いましたが

別にこれで起業しようとか
思ってはいないのに
毎回アホみたいに高度なテクを
学んでいて
でも積み重ねてるうちに
いろいろなことが
さらりとできるように
なってる自分が
やはり嬉しいし

なによりまいかい
素敵な気と心のあつまる
スタジオで
先生やみんなと
とびきり美味しいお菓子を
作って食べられることが
楽しくてしかたないんだよね

あらためておもいました

ということで

モネの睡蓮

池の味がするっていう
先生の感性に
なかなか追いつけない

がんばらないと