まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

がっかりした話

2018-08-12 09:14:12 | 日記
どうにかした方がいいと
いつも思うんだけど
本社の人を育てる能力が
ほんとに低い。
教育産業なのに。
あ、違うか、日経には
情報サービスの欄に載ってるっけ。

大学出てすぐ採用された子を
ローカルの事務局に速攻送り込む。
現場研修という名の丸投げ。
電話応対から指導する羽目になる
事務局長の負担が大きすぎて
最初に回されたところの長が
「要らない」と突き返した。
そんなことが通用するとも思わないけど
言われた本社が今度はうちの長に
「あっちが要らないっていうから
貰ってくれない?」と。

うちの長は人を育てる能力がある。
それはでも、別にここで誰かに
教わったものではなく
あくまで彼女の個人的なスキルの
積み上げの結果。
なので、喜んで引き受けますと答えた。
もちろん、育てた先に本社との
強力なパイプが持てるという
下心もあるけど
それに見合うかと言えば
払う労力の方が多いのは確か。

元いた事務局の事務リーダーから
「本当に、どうしようもないよ」と
聞いてた割には
やって来た子はガッツがあり
前向きでニコニコしてて
まあ、ちょっととっ散らかってはいるけど
「どうしようもない」って事はない。

もうすぐ2年、新しい環境に慣れて
担当区のお客様にも可愛がって貰っている状況で
今度は本社から他の事務局への異動が降りた。
そこは事務局長が独特で、新しいスタッフが入っても
すぐに辞めてしまうという悪しき噂の立つところ。

彼女の話を間接的に聞くことでその理由が判明した。
その事務局長はいち営業としての評価に拘り
部下とガチで競争してしまうのだそうだ。
新入りの彼女を最初はそれなりに気遣ってくれたそうだが
彼女が一つ契約を取った途端、態度が豹変したと。

幼稚なのよ、何度も注意してしてるんだけどダメなの、と
そこを管轄していた女性幹部が言ったそうだ。
ダメなの、じゃなくて、
きちんと正す、努力する、それでもうまくいかないなら
器じゃないんだから長から降ろす
ということがなんで出来ないんだろう。

もともと、ちょっととっ散らかってたものだから
彼女の出した結論は
会社を辞めて一年使って前から歩きたかったシルクロードを歩く
というものだった。
劣悪な環境を訴えて精神的苦痛による長期休暇を願い出ると
いうことはしなかったので
会社もどうしようもなかった。

観光なのかと思いきや、シルクロードを歩くというのは
生半可なことではないらしい。
どうか無事に歩き切って、達成した後の人生が
楽しくあるように祈るしか出来ない。

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