「これからどうやって生きていったらいいんだろう」
ってSNSに投稿したわたしの尊敬する師匠。
彼はカメラマンでグラフィックデザイナーでわたしのもう一人の師匠の同級生。
9ヶ月前にいきなり大病をして、今は必死のリハビリ中。
その投稿にたくさんの人がコメントをしていた。
様々な考え方がある。当然だ。ぶっちゃけそんなのに正解はないし
師匠が非常事態だから許す(?)けど、そんなこと他人に聞くもんじゃないぜと思う。
多分これは愛情の確認作業なんだろうと思うので、もちろんわたしもコメントする。
リハビリしてまたカメラ構えてわたしやわたしの家族を撮ってくれる日が来るのを信じてるから。
アンパンマンのオープニングテーマ、最初に聞いたときは衝撃だった。
何が君の幸せ?何をして喜ぶ?わからないまま終わる、そんなのは嫌だ。
何のために生まれて何をして生きるのか、答えられないなんて、そんなのは嫌だ。
人間の永遠のテーマじゃないか。
ポイントは「そんなのは嫌だ」と自分で思い決めること。
どうでもいいって思っちゃったらそこまでの人だということ。
小さな字が読めなくなるとかついこないだ聞いたこと忘れるとか
なかなか新曲が覚えられないとか、
そういう「こないだまで出来てたことが出来なくなる」という辛さは
50年以上生きてるのでそれなりにある。どんどん増える。
だけどそれは師匠が闘っている「お喋りができない」「杖がないと歩けない」などの
辛さには比べるべくもない。
それでも、「どうやって生きていったらいいんだろう」という命題には
師匠と同じくわたしもぶちあたってる。いや、多分みんなぶちあたってる。
なので、一緒に足掻こうぜ、って。それで、時々手を引っ張ったりして。
わたし一人の力は弱すぎるけれど、師匠に差し出される手の本数ったら
もう宇宙的な数なんだから。
大病の種類からいったら、絶命してたっておかしくなかったものを
師匠はちゃんと生かされた訳なので
それには理由がきちんとあるはずなんだから。
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